三月のパンタシアら作品に注目 視覚と聴覚の両面から若い世代に刺さるリリックビデオの世界
ファンタジックな世界観で魅了するEve、ずっと真夜中でいいのに。
一方、ファンタジックな世界観が特徴なのがEve。1600万再生を突破している「お気に召すまま」などのダンスロックや直球のロックナンバーにあそびの多い歌詞を乗せることで、聴き手なりの想いを投影できる作品へと仕上げている。
また“ずっと真夜中でいいのに。”は今年6月に初投稿した「秒針を噛む」が1000万再生を突破(※11月11日時点)。同じく映像はファンタジックでありながら、こちらは曲中の軽快なピアノが印象的なポップなサウンドが魅力的な、期待のクリエイターだ。
そして、今注目のイラストレーター・ダイスケリチャードがイラストを手がけた「青春なんていらないわ」で150万回以上もの再生回数を叩き出したのが、音楽ユニット・三月のパンタシアだ。ボーカリスト・みあを中心として多数のコンポーザーやイラストレーターが構成する本ユニットは、デビュー当初からリリックビデオ形式のMVを多数発表しているが、同作はこれまでの淡い色合いのイラストからガラリと方向性を変えたポップかつビビッドなカラーリングが目を引く作品だ。