BIGBANG G-DRAGON、SOL、D-LITE……グループと異なる個性をソロ活動でどう見せる?
バラードから歌謡曲まで楽しませるD-LITE
D-LITEは2009年のデジタルシングル「날 봐, 귀순 (Look at me, Gwisun、日本語タイトル『ナルバキスン』)」でトロット(韓国の演歌)歌手として本格的にソロ活動を開始している[1] 。この曲はいわゆる“歌謡曲”だが、日本でも“宴会企画”と銘打ったアルバムをリリースしており、彼の芸名の由来である「delight(楽しませる)」を体現したような楽しい音楽になっている。
彼のソロの魅力はBIGBANGの時とは異なるコミカルな姿を見せてくれるところだが、実はバラード曲も聞き逃せない。2014年に日本でリリースされた「Rainy Rainy」[1] では彼の持ち味である温かみのある包み込むような声と、優しい日本語歌詞が相成り、しっとりとしたD-LITEを堪能できる。
復帰後のBIGBANGからどんな音楽が生まれるのか
冒頭にも書いたが、現在はBIGBANGの中で入隊前最後のメンバーであるV.Iがソロ活動を精力的に行っている。日本語が堪能でバラエティー番組にも頻繁に出演しているV.Iからは、音楽におけるソロ活動のイメージは薄いかもしれないが、ソロ公演ではBIGBANGの他のメンバーたちに見劣りしないくらいの“アーティスト”としての姿を披露した。
そのV.Iも来年頭には入隊をするという。「できるだけ早くBIGBANGでの活動を再開したい」ということもあるようだ。実際、空白期間を経て全メンバーが揃い“完全体”として活動を再開するのは、約2年後になる。復帰後、BIGBANGはどんな音楽を楽しませてくれるだろうか。
■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等
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