けやき坂 松田好花は“舞台女優”に向いている? 乃木坂 伊藤純奈主演舞台『七色いんこ』出演への期待
そんな彼女が演技でも実力を見せたのが、けやき坂46初舞台『あゆみ』。ひらがなメンバー皆が覚醒した舞台とも言えるが、犬役の松田が特に素晴らしく、まさに犬のような無邪気で愛おしくなる演技を完璧にこなした。記者会見では「動きも分からず動画でみたり、役者さんが見本でやってくれたのを参考にしたり、自分は犬だと思い込んで楽しみながらやっています」と何事にも全力で挑戦する姿勢で、役作りにも励んだことを明かしていた。
また『七色いんこ』抜擢について松田は、「好奇心は誰よりも負けないと勝手に思っているので貪欲に挑戦して、もっと自分を持ってる、自信を持てる人間になりたいです」(引用:松田好花 オフィシャルサイト)と力強く宣言している。
常日頃「自分にはコレ!」という特徴がないと悩んでいる松田は、正直器用貧乏のようなところがあったかもしれない。ただこれが舞台となれば、踊れるし、歌えるし、覚えも早い。なおかつポジティブで、度胸もあり、楽屋でも明るいという、舞台役者としてこれほど重宝されるタイプはいないのではないだろうか。オールラウンドで活躍できる松田は名バイプレイヤーになりそうな予感がする。『七色いんこ』で松田好花の真の実力が世間にお披露目されるのが楽しみだ。
(文=本 手)