今泉佑唯、“欅坂46初の卒業”がグループに与える影響は? ソロでもマルチな活躍に期待

 欅坂46 今泉佑唯が8月7日、自身の公式ブログにてグループからの卒業を発表した。グループにとってメンバーの卒業は今回が初となる。

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 今泉佑唯は、2015年から欅坂46の1期生としてアイドル活動をスタートし、デビュー曲「サイレントマジョリティー」ではフロントメンバーを担当。小林由依とのフォークデュオ・ゆいちゃんずをはじめ、ソロ曲を担当する(漢字欅でソロ曲があるのは平手友梨奈、長濱ねる、今泉の3名のみ)など、漢字欅の中心メンバーとしてグループを牽引してきた。

 2017年4月に体調不良により活動を休止し、同年8月に復帰するも12月に再休止を発表。2018年に活動を再開したものの、大型フェス『ビバラポップ』や富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された野外ライブ『欅共和国』といったイベントはスケジュールの都合で欠席。今泉は最新シングル『アンビバレント』表題曲には不参加だが、同シングルの通常盤にはソロ曲「日が昇るまで」が収録されている。

 ソロとして『ar』の専属モデルやドラマ『恋ツキ』(テレビ東京)出演などはある一方で、欅坂46としてステージに上がることが少なかっただけに、今回の卒業発表はファンに大きな波紋を呼んだ。欅坂46をデビュー当初から追い続けている音楽ライターの荻原梓氏は、卒業の衝撃を次のように解説する。

「まず、そもそも欅坂46にも“卒業”というシステムが存在するんだ、という衝撃がありました。当然と言えば当然なのですが…。欅坂46は結成から現在まで活動辞退を除けばひとりも卒業者がいなかったため、他の48グループや乃木坂46のような循環型とは異なるスタイルを構築するのでは、という期待もあったからです。ファンの間でも“ひょっとすると誰も卒業せずに最後は解散という方法を取るのではないか”という漠然とした予感がありましたし、メンバーもそんなファンの願望を汲み取って活動している雰囲気がありました。実際、今回の卒業発表についてキャプテンの菅井友香さんがいち早く公式ブログで「待っていてくださったみなさんのことを想うと申し訳ない気持ちで胸が張り裂けそうです」と心境を綴っていましたが、自分自身のことではないのに何故このような独特の表現になるのかと言えば、彼女たちがファンの望むグループのあり方や理想の姿になろうとしていたこと、そしてそれが叶わなかったという心苦しさが表れたのだと思います」

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