ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズに聞く、“同時デビュー”までの道のりとグループへの思い

JBアナザーズ、同時デビューまでの道のり

 三浦翔平、菅田将暉など若手俳優の登竜門となっている『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』から、初の音楽ユニット、ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ(以下、JBアナザーズ)が生まれたのが約2年半前。そこからCDデビューという夢に向かって、100本以上のフリーライブを積み重ねてきた。どちらが先にデビューできるかを賭けた、1期生の兄組・チームシニアと、弟組・チームユースの真剣勝負。その背中を見つめてきた2期生のチームカデット、3期生のミッドウェスト。かけがえのない仲間でありながら、ときにライバルとしてお互いを高め合ってきた彼らが、7月31日ついに『Road to Union』でチームシニア、ユース、同時にCDデビューを果たした。今回は、そんな新たな一歩を踏み出したJBアナザーズを代表してチームシニア・若菜元貴、チームユース・杉山真宏、大岡泰三、チームカデット・中島拓人、河野晴日にインタビューを行い、彼らが見る次のステージを語ってもらった。(佐藤結衣)【※記事最後にチェキプレゼントあり】

大岡「競うことで“このチームで絶対勝ちたい”という共通の目標ができた」

――初登場となりますので、まずはお一人ずつ自己紹介からお願いしてもよろしいでしょうか。

河野晴日(以下、河野):はい、じゃあ僕から! チームカデットの河野晴日、17歳です。兵庫県出身で、今は東京に住んでます。家では亀を飼ってます。東京に来てから、さみしくて飼い始めました。名前は、ゆるちゃんです。ゆるく生きてほしくて名付けました。

中島拓人(以下、中島):本当の名前なんだっけ?

河野:ミシシッピニオイガメ! 成長しても10センチくらいの大きくならない種類で……。僕の自己紹介っていうより、亀の話になっちゃった!

中島:はい、じゃあ次は僕が。チームカデット・リーダーの中島拓人、21歳です。特技は東京ディズニーリゾート案内です。ディズニーが好きすぎて、ずっと通ってた時期があったので案内を完璧にできます! 「ここに隠れミッキーとか、いるんだよね〜」くらいのさりげないやつから、「ファストパス、今取ったほうがいいよ」みたいな、もうガツガツとタイムスケジュール組むくらいまで。ディズニーのことなら、いっぱいしゃべれます!

若菜元貴(以下、若菜):はい、じゃあ、次は愛知県出身、チームシニアの若菜元貴です。趣味は、ペンギングッズ集めです。保育園のころから、ずっと好きで集めています。

河野:僕、一緒にすみだ水族館に行ったんですけど、そのときも両手で抱えるくらいペンギングッズ買い込んでました(笑)。

若菜:水族館、一緒に行ってくれる人がいなくて、コイツ誘ったんですよ。実は、僕のサインにもペンギンが3体入ってるんで。チェキが当たった人は見つけてほしいですね。

大岡泰三

大岡泰三(以下、大岡):岡山県出身、18歳、チームユースの大岡泰三です。特技が、スポーツ全般できることと、趣味がアニメで、ハマるとグッズを元貴くんのペンギンアイテム並に買い込んじゃいます! 中学生のころは『弱虫ペダル』が好きすぎて、“自分も自転車に乗りたい!”って、持ってたゲーム機を売ってまでクロスバイクを買いました。

杉山真宏(以下、杉山):ラストは僕ですね。神奈川県出身、19歳、チームユースの杉山真宏です。趣味は、漫画とアニメ。特技がバク転とバク宙とバスケです。小ネタとしては、ベロで三つ折りができるのと、目玉リレーができます。(ベロの先を花びらのように3つのヒダ状に折りたたみ、目玉を片方ずつ動かしてみせる)

――本当、みなさん個性豊かですね! みなさんが、JBアナザーズとして活動するきっかけとなった、『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』に応募した背景を聞かせてもらえますか?

中島拓人

河野:僕は、高校1年生になるときに自分で応募しました。最初は“高校生になるから、なんかやってみたいな”くらいの軽い気持ちで。芸能のお仕事については何も知らなかったので、雑誌から応募できるならって『JUNON』を買って、携帯のカメラで悪戦苦闘しながら写真を撮って、プリントして、貼って送りました。

中島:自分の場合は、前から歌とダンスをやっていたので、アーティストになるのはもともとの夢でした。一度、別の道にいこうとしたんですけど、どうしてもその夢を忘れられなくて。どうしようかなと思っていたときに、コンテストのことを知ってラストチャンスと思って応募することにしました。僕、KPOPが好きで、これに落ちたら韓国に留学しようって思ってたんです。で、ベスト100で落ちたんですけど、JBアナザーズのお話をいただいて、今ここにいるっていう感じです。

河野:じゃあ、もしかしたら全く知らない韓国に住んでる人になってたかもしれないってこと?

中島:そう! 知り合えなかったかも。

若菜:僕はたまたま地元の友達が『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』を受けていたのがきっかけですね。その子が応募者数何万人の中でベスト30まで残ってたので“それなら、僕もイケるんじゃないか”って思って。まあ、僕もベスト30止まりだったんですけど(笑)。それから2〜3週間後くらいに、JBアナザーズの話をいただいて。今ではやっぱりその地元の子には勝ったな、と思ってますけど!

杉山:負けず嫌い!

大岡:僕は『JUNON』についてもほとんど知らなくて……。中3になって受験なのに勉強も好きじゃなくて、やりたいこともないってなったとき「もうこれに賭けよう!」……って親に言われて。いつの間にかお姉ちゃんとお母さんが応募してて、知らない内に二次審査まで通過してて。当日着る服まで用意されていたんです。でも、ベスト30に進む手前で落ちちゃって。“ああ、やっぱり勉強頑張らないと”って思っていたときに、JBアナザーズの話をいただいて、今この活動をしてるっていう感じですね。

杉山:俺も、ずっと親から「受けなよ」って言われてたんですよ。でも、人前に出るのがキライだったので、抵抗していたら勝手に応募されてました。審査の日に「書類出しておいたから、行っておいでよ」って。その日、ちょうどやることなかったから「じゃあ行くか」みたいな感じでした。でも最初は“やることなかったから行った”って感じでしたけど、いざ落ちてみると悔しくて。だから、JBアナザーズのお話をいただいたときは、絶対頑張ろうって思ったんです。

大岡泰三、若菜元貴、杉山真宏

――もともと夢を持って自主的に応募してきた人もいれば、まわりから勧められて夢を探す形で挑戦したりと、みなさんバラバラだったんですね。

若菜:そうですね。僕は、特に負けたくないっていう気持ちで応募した感じなので、正直そのときは具体的にこうなりたい、という夢までは描けていませんでした。

大岡:僕も、カッコいいアーティストさんたちは好きでしたけど、自分がそうなれるなんて思えていなくて。ダンスもまったくの初心者でしたし。それにチームとしても、最初はどこか意識が統一されていない感じは正直ありました。

――その気持ちが切り替わったきっかけはあったんですか?

大岡:やっぱりシニアとユースの対決が大きかったですね。競うことで「このチームで絶対勝ちたい」という共通の目標ができたように思います。

中島:(河野を見て)俺たち、カデットは違うよな? 最初からみんな同じ方向に向かってたよな?

河野:うん! 

若菜:(笑)。でもカデットは、(中島の肩を支えて)コイツがしっかりしてたから。

中島:うれしい! カデットがいい雰囲気なのは“中島拓人がいたからこそ”って、太字で書いていてくださいね!

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