アンジュルム、モーニング娘。’18ら『ROCK IN JAPAN FES』出演“ハロプロ勢”の見どころを考察
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』の8月4日に鈴木愛理、8月12日にアンジュルム、モーニング娘。’18が出演する。アンジュルム、モーニング娘。に加え、℃-ute時代にハロー!プロジェクトに所属していた鈴木、とロックフェスに“ハロプロ勢”が3組揃った驚きについて、彼女たちの動向に詳しいライターの青山晃大氏に話を聞いた。
青山氏は「鈴木愛理さんのApple Musicへの楽曲解禁も含め、ハロプロとして変わっていかなければいけないところにきているのでは」と予想し、過去のハロプロ勢の出演を以下のように振り返る。
「過去アップフロントグループ所属のアイドルとしては、DJ BOOTHに出演したアップアップガールズ(仮)以外では、メインステージには2015年、2016年に℃-ute、2017年にアンジュルム、毎年1組ずつ出演してきました。今年は3組、特にモーニング娘。が参加することに驚きました。娘。自体、フェスはもちろん、2014年の『MBS音祭』を除いてハロプロ以外のイベントにほぼ出演したことがない。彼女たちが今年20周年を迎えるのも関係しているのかもしれません」
続いて、鈴木愛理、アンジュルムの見どころについても語ってくれた。
「鈴木愛理さんはソロアルバムで赤い公園やSCANDALとコラボし、ライブではバンドセットも取り入れたパフォーマンスをしているので、『RIJF』との親和性は高い。彼女はここ10年のハロプロの歴史の中では圧倒的な存在感で、パフォーマンスの格好良さと普段のMCのギャップなど、一度見てもらえればその魅力は一発で伝わると思います。アンジュルムは去年の出演を振り返って、「手ごたえがあった」と繰り返し話していました。パフォーマンス面では今のハロプロで一番勢いがあり、メンバー一人ひとりのスキルも高く、個性も豊か。『ハロプロに興味はあるが、あまり知らない』という人にこそ見てほしいグループです。アイドルソングのクラシック的存在になっているスマイレージ時代の楽曲を披露すれば、アイドルが多い今年の『RIJF』の中でもアピールできそうです」