E-girls 鷲尾伶菜&藤井夏恋&武部柚那が語る、11人体制の強さとアリーナへの挑戦

E-girlsが語る、11人体制の強さ

藤井「お互いをリスペクトできる関係性に」


ーー11人体制になって、チームの雰囲気には変化がありましたか?

鷲尾:一人ひとりがちゃんと意見を言うようになりました。たくさんのアイデアが出てくるようになったのは、ひとつ成長したポイントだと思います。

武部:それぞれみんな感性が違っていて、ユニークな発想をするメンバーも多いんです。こういうことをしてみたいとか、これをやったらファンの方が喜んでくれるかなとか、その中でどのアイデアなら実現できるのかとか。ライブの演出やセットリストを話し合う会議で、以前はそういうラフなアイデアが飛び交うことがあまりなかったんですけれど、今は良い意味で緊張感がなくて、すごく活発になりました。たとえば、衣装に関しては(佐藤)晴美さんや(坂東)希さんが資料を集めてくださったりするし、演出ならパフォーマーチームのSAYAKAさんや楓さんやスダンナ(須田アンナ)がアイデアを出してくれたりします。しかも、みんな毎日一緒にいて、同じものを見てきているから、それぞれのアイデアに共感できるし、想像もできるんです。だから「それいいね!」って意見がまとまることも多い。6月からのツアーでは、私たちらしさがしっかり出たライブをお見せできると思います。

藤井:チームワークは良いですよね。全員が変に気を使わず、固くならず、良い雰囲気で。上下関係を意識しつつも、お互いをリスペクトできる関係性になりました。この関係を継続しながら、みんなで成長していけたら嬉しいです。


ーー『E.G.11』の初回限定盤にはドキュメンタリー「Prologue」が収録されています。こちらでは、そんな皆さんの模様も観ることができるのでしょうか?

鷲尾:そうですね。これまではツアーの密着ドキュメンタリーのような形でしたけれど、今回はもっと制作の裏側というか、私たちが普段どんな風に過ごしているのかとか、何を考えているのかとか、そういう一人ひとりの素顔に迫った内容になっています。すごくリアルなドキュメンタリーで、私たちの人間らしさも滲み出ていると思うので、そこを観ていただけたら。

武部:E-girlsとしての私たちだけではなくて、いろんな場面を切り取ってもらっています。たとえば私の場合、スダンナユズユリーが連載しているファッション雑誌『smart』の現場も取材していただいて、かなり素の自分たちを見せています。それこそ、さっき言ってた会議でも撮影をしていたので、真面目に話しているところで誰かのアイデアで急に爆笑したりとか、そういうシーンも収められていると思います。

藤井:今回のツアーのリハーサルの模様も撮影されているので、私たちが一からセットリストを作っているのも確認できると思います。その様子を観て「こういう風に作っているんだ」と感じたうえでライブに来てもらえると、いっそうE-girlsの世界に浸っていただけるのではないでしょうか。

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