GENERATIONS、バラードにおける特徴は? 『ラブリラン』主題歌「また、アシタ」を分析

 GENERATIONS from EXILE TRIBEが、本日5月18日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、6月13日リリースの新シングル『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』のカップリング曲「また、アシタ」をテレビ初披露する。

GENERATIONS from EXILE TRIBE『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』(CD+DVD)

 「また、アシタ」は、ハイテンションなダンスチューンとなった「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」とは対称的に、一途に恋をする男性の感傷的な内面を、憂いのあるメロディで柔らかく歌い上げた珠玉のバラード曲だ。4月5日から放送している木曜ドラマF『ラブリラン』(日本テレビ系)の主題歌にもなっているため、すでに耳に馴染んでいるというファンも多いかもしれない。

 GENERATIONSは、EXILE TRIBEの中でも若手である「Jr.EXILE」に当たるため、明るくハツラツとしたパフォーマンスを得意とするイメージがある。実際、LDHが運営する総合エンタテインメントスクール・EXPG STUDIO出身のメンバーが多いGENERATIONSは、高いダンススキルを持っているうえ、つい真似したくなるようなキャッチーな振り付けも目立つため、そうしたイメージも間違いではないだろう。しかし、しっとりとしたバラード曲もまた、GENERATIONSの得意とするところであり、大きな武器でもあるのだ。

 GENERATIONSのバラード曲の音楽的な特徴は、なんといっても片寄涼太の透き通った歌声と、数原龍友の艶のあるハイトーンボイスのツインボーカルにある。EXILE TRIBEの中でも指折りの繊細さを持つ二人の歌声は、楽曲に瑞々しさと儚さを与え、バラードならではのセンチメンタルな物語をより情緒的に表現することができるのだ。二人の声の質感の違いや、その息の合ったやり取りに耳を澄ますうちに、自然とその世界へと入り込むことができるはずである。

 バラード曲におけるパフォーマーたちのダンスも、見逃せないポイントだ。KRUMPやFOOTWORKINGなど、新しいスタイルのダンスを得意とするメンバーたちだが、バラード曲では指先から表情まで神経を行き届かせた、きめ細やかでありながらエモーショナルなパフォーマンスを見せてくれる。片寄涼太と数原龍友が歌で紡ぐ感情のラインを、そのまま全身で表現するかのようなダンスは、見るものの胸を打つものがある。

 ちなみにGENERATIONSは現在、初の単独ドームツアー『GENERATIONS LIVE TOUR 2018 “UNITED JOURNEY”』を開催中である。「また、アシタ」で彼らのパフォーマンスに関心を抱いた方は、ぜひライブにも足を運んでみて欲しい。圧巻のスケールで表現される彼らのバラード曲は、生で味わうと何十倍も、いや何百倍も感動的だ。

(文=松田広宣)

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