AKB48 新体制&「Teacher Teacher」初披露、入山杏奈留学壮行会…2年ぶり単独公演を振り返る

AKB48、2年ぶり単独公演振り返る

入山杏奈、メキシコ留学の壮行会

 また夜の部では、海外ドラマ『LIKE』に出演するため、1年間のメキシコ留学へと旅立つ入山杏奈の壮行会が行われた。入山は悩んだ末にメキシコでの挑戦を決意したことを明かし、「時間を無駄にせず、ビッグになって海外でもAKB48の名前を知ってもらえるように頑張って帰ってきます!」とファンとメンバーに力強く約束した。

 総監督の横山由依からの手紙では「私はあんにん(入山のニックネーム)が大嫌いです」と始まり、会場はざわついたが、すぐに「エイプリールフールです」と述べると、入山も「なにかと思ったー」と驚く一幕も。その後、「ここがロドスだ、ここで跳べ!」を披露。最後はメンバー全員で作った花道を通り「離れていてもAKB48が大好きです!」とスペイン語で述べ「行ってきまーす!」と言いながら、会場からの大きな「あんにん」コールの中、笑顔でステージを降りていった。

 最後のMCでは、横山が「これからAKB48、48グループとして大きいところを目指していきたいと思います。これからもグループの応援よろしくお願いします」とコメントしコンサートを締めくくった。

 新体制になったことで、各メンバーに向けられる注目度にも変化があるだろう。6月16日に開催される『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙 〜世界のセンターは誰だ?〜』が迫る中、体制変更の影響がグループ全体にどのような影響を起こすのか、今後も目が離せない。

■佐藤 仁
シンクタンク研究員。ポップカルチャーやエンタメ・コンテンツが国際社会や日本経済に与える影響を研究。例えば日本とアジアのソフトパワーの源泉はどこにあり、これからどのように進化していくのかについてミクロ(個人単位)からマクロ(社会全体)まで幅広い視点から探求

写真=(C)AKS

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