乃木×バナナマン、欅×土田&ハライチ澤部、けやき×オードリー…坂道の成長に欠かせない冠番組MC

 オードリーは、過去に『SKE48のマジカル・ラジオ』(日本テレビ系)、『AKB チーム8のブンブン!エイト大放送』(日本テレビ系)とAKB48グループの冠番組を担当してきたが、坂道シリーズは今回が初の担当番組。番組冒頭、『乃木坂工事中』では設楽が「どん!」、『欅って、書けない?』で澤部が「バコーン!」とやり続けているのに対して、『ひらがな推し』で春日は「チュドーン!」を選択。これまでの伝統を踏襲しながら、同時にほか番組を意識していることが伺える。春日が暗記したメンバーのプロフィールを若林に教えるという「丸暗記メンバープロフィール紹介」では、春日がひたむきにメンバーと向き合うものの、渡邉美穂とのバスケ対決では春日の恐怖に拒絶反応を起こし涙してしまう場面も。これからメンバーと距離を縮めていく過程と、ほか2番組とは違った独自性をどう出していけるかが、ポイントだろう。

 また過去には、司会をバナナマンと土田が担当した『乃木坂工事中SP 乃木坂46&欅坂46合同大忘年会!』と題した放送が行われることもあった。非常に困難なスケジュール合わせが予想されるが、“公式お兄ちゃん”とけやき坂46を含めた坂道シリーズの夢の共演が見てみたい、というのがファンの願いでもあるだろう。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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