>  > 咲妃みゆ『“First Bloom”』対談

『咲妃みゆオーケストラコンサート “First Bloom”』特別対談

咲妃みゆ×大嵜慶子が語り合う、“夢の世界”のようなオーケストラコンサート開催にむけて

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 宝塚歌劇団雪組のトップ娘役として活躍してきた咲妃みゆが、5月13日に舞浜アンフィシアターで初のソロコンサート『First Bloom』を開催する。昨年7月に宝塚歌劇団を退団後、すでに女優としての活動を開始している咲妃だが、このオーケストラコンサートはソロの歌手としての本格的な第一歩を記すものとなる。

 咲妃の新たな一面が表現されるオーケストラコンサート『First Bloom』は、どのような公演になるのだろうか。初のソロコンサートを控える咲妃と、同コンサートの音楽監督を務め、自身もピアノ演奏でステージに立つ大嵜慶子の二人に話を聞いた。(香月孝史)【※インタビュー最後にプレゼント情報あり】

大嵜「咲妃さんのイメージに合うような“王道”のアレンジに」

――5月13日に咲妃さんのオーケストラコンサート『First Bloom』が催されます。咲妃さんにとってはソロでステージに立つ初めての公演となりますが、今回のコンサート開催にあたって、どのように構成を決めていったのでしょう?

大嵜慶子(以下、大嵜):まずはやっぱり選曲ですよね。オーケストラでコンサートを行なうことが決まった段階で、みゆさんが何の曲を歌いたいかというところから話を始めました。

咲妃みゆ

咲妃みゆ(以下、咲妃):私にとっても初のソロコンサートになるのですが、最初の打ち合わせでは自分のやりたいことをどう提示していいのか、関わって下さる皆さんにどこまで自分の希望を訴えていいものなのかがよくわからなくて。「私は初めてなんです、どうか助けてください」という気持ちでその場にいてしまったので、シーンとした空気が流れてしまって(笑)。

――その時点では、咲妃さんの中で歌いたい楽曲や理想のコンサート構成などのプランは固まっていたのでしょうか?

咲妃:もちろんありましたが、自分の思い描いているものを伝えるということに、恥ずかしながら慣れていなくて……。今までは宝塚歌劇に所属していたんですけれども、そこではいただく課題をこなしていくということが多かったんです。ですから、自分から何かをやりたいと発信していく経験がゼロに等しくて。「私はこうやりたい」と伝えていくということに戸惑いを感じていたんですね。けれど、このオーケストラコンサートに限らず、宝塚を卒業してからはそういうことが必要になってくる。そのことを日々、痛感しています。

大嵜:その打ち合わせの場で一緒に、好きだった曲や聴いてきた曲、普段よく歌っている曲について聞いたりしながら固めていきましたね。

――大嵜さんはこのコンサートで音楽監督を務めています。普段から、よく知られた原曲をあらためて編曲する機会が多いかと思いますが、今回は編曲・構成するうえでどのようなところに醍醐味を感じていますか?

大嵜:オーケストラだと本当にいろんな色味を足すことができますし、今回はバンドも入っているので、曲の途中からバンドが参加したり、バンドだけで演奏していたところからオーケストラのみの演奏に移るなど、さまざまなアプローチができます。いろんな色を足していけるというのが、やっぱり一番の醍醐味ですね。咲妃さんはまっすぐな歌い方をされるイメージがあるので、今回はそのキャラクターに合うような王道のアレンジを心がけています。

――大嵜さんは今回のコンサートで、かなり多岐にわたる役割を担当されていますね。

大嵜慶子

大嵜:普段からバンマス的な役割を受け持つことが多いんです。今回は、みゆさんが歌いたい楽曲をオーケストラコンサート編成用にアレンジしてパート譜を書いて、バンド用の譜面も書いて、バンドメンバーを揃えて……。

咲妃:本当になんでもこなされてしまうから、びっくりしています!

大嵜:いえいえ。自分で楽曲をアレンジして、全体をまとめながらピアノを弾いて、それに合わせて歌っていただくというのは小さい頃からの夢だったので、今回も楽しみです。

咲妃:私もオーケストラの演奏のもと歌わせていただくというのが嬉しいです。今までいろいろなコンサートを拝見したり映像として観たりしていた、その中に自分がいられるということに今はまだ実感がわかないところもあります。けれど、どういった感動が押し寄せてくるのかすごく楽しみですし、幸せなことだなと思っています。

――これまで、宝塚歌劇でもオーケストラ演奏がある中で歌って演じる経験をされてきましたが、オーケストラコンサートとなると感覚は違いますか?

咲妃:宝塚歌劇の場合はオーケストラピットで演奏してくださるので、フルオーケストラの皆さんは目線の下の方におられるから、視界に大々的に入ってくるわけではないんです。ですから、オンステージで演奏していらっしゃる方の中で、一人で歌わせていただくという経験は初めてです。今回は「今までも経験させていただいてきたこと」という感覚ではなく、初めての試みの中に飛び込んでいくという思いで臨ませていただいています。

大嵜:それに、ご自分が選んだ好きな曲を歌うというのもまた違うところですよね。

――今回歌われる楽曲はすでに発表されているものもありますが、まず目を引くのはディズニー映画の楽曲が選ばれていることです。

咲妃:私、ディズニーが大好きなんです。打ち合わせをした時のことは先ほどお話させていただきましたけれど、そこでぽつぽつとお伝えさせていただいたり、その後もやりとりをしていく中で、最終的にはディズニーの曲がたくさん浮かんできて。

大嵜:わりと最初の段階から、ディズニーの楽曲がたくさん候補に挙がっていたんですよね。もともと、ものすごく好きなんだなということが伝わってきました。

――東京ディズニーリゾートのすぐ近くで開催するオーケストラコンサートで、ディズニー映画の楽曲を歌われるということになりますね。

咲妃:とても光栄です!

――セットリストに予定されている中では、英語詞の楽曲もひとつのポイントだと思います。

咲妃:私の中では、日本語で歌詞を届けるのと同じくらい、英語で歌詞を届けるということに幸せを感じているといいますか。英語の響きも好きですし、和訳ではない英語のダイレクトな歌詞の伝わり方もすごく好きなんです。それから、英語の発音は日本語と全然違うので、発声方法の違いなども私の中では興味深くて、今力を入れて勉強しているところなんです。今回も英語の歌を歌わせていただくことで何か、自分の中に得るものがあればという気持ちもあって選曲させていただいています。

――英語の発声と日本語の発声とは、口や舌の動きが違うだけではないんですね。

咲妃:そう、全然違うんですよね。お腹の使い方も違うし、顔の筋肉も使って歌わないといけない。外国の方の発声方法に憧れます(笑)。

      

「咲妃みゆ×大嵜慶子が語り合う、“夢の世界”のようなオーケストラコンサート開催にむけて」のページです。の最新ニュースで音楽シーンをもっと楽しく!「リアルサウンド」は、音楽とホンネで向き合う人たちのための、音楽・アーティスト情報、作品レビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版