A.B.C-Z、年末を飾る新シングルの聴きどころは? 豪華作家陣によるサウンドと歌詞から考察

 通常盤のカップリングは「サポーターズ!」で、作詞作曲はNONA REEVESの西寺郷太、編曲は谷口尚久。西寺郷太のソングライティングは期待に見事に応えるもので、ときに伸びやかで、ときに繊細なメロディを書きおろしています。冒頭とラストで甘くしっとりと歌いあげるのも心憎い構成。「サポート」をキーワードにした歌詞もファンのひとりひとりの胸に響くでしょう。まさにエバーグリーン。

 2017年の年末を飾る見事な年越しシングルが、A.B.C-Zの『終電を超えて〜Christmas Night/忘年会!BOU!NEN!KAI!』です。

■宗像明将
1972年生まれ。「MUSIC MAGAZINE」「レコード・コレクターズ」などで、はっぴいえんど以降の日本のロックやポップス、ビーチ・ボーイズの流れをくむ欧米のロックやポップス、ワールドミュージックや民俗音楽について執筆する音楽評論家。近年は時流に押され、趣味の範囲にしておきたかったアイドルに関しての原稿執筆も多い。Twitter

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