乃木坂46、新曲「逃げ水」で“夏曲”のイメージ更新? Mステでの新体制パフォーマンスへの期待
乃木坂46が、8月4日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、新曲「逃げ水」を披露する。
同楽曲は18thシングルの表題曲であり、センターには3期生の大園桃子と与田祐希を抜擢した新たなチャレンジが伺える1曲だ。この曲の見どころやWセンターを務める2人のキャラクターについて、ライターの渡辺彰浩氏に話を訊いた。
渡辺氏いわく、大園は「不思議な魅力を持っているキャラクター。どこかカリスマ性は持ち合わせているが未完成な部分も。成長を観ていて楽しいメンバー」であり、与田は「凛としていて度胸もある。しかし、どこか抜けたところもあるのがキュート」だという。2人は3期生ライブでもセンターポジションを務めることが多く、いずれはグループを背負って立つであろうキーマンだ。
また、楽曲の魅力について、同氏は「乃木坂46の夏曲がもつイメージを更新した」と語る。これまでは切ない楽曲が特徴のグループにおいて、夏は「ガールズルール」や「裸足でSummer」、今年だとアルバム『生まれてから初めて見た夢』収録の「スカイダイビング」のような明るい楽曲を前面に押し出してきた。
しかし今回の「逃げ水」について、渡辺氏は「シングル表題曲の中でも、どちらかといえば夏の終わりを感じさせる切ない曲で、タイトルも陸上の蜃気楼を表すもの。作曲者は坂道AKB『混ざり合うもの』(AKB48、43thシングル『君はメロディー』収録曲。外山大輔と共作)と同じ谷村庸平さんで、3期生をセンターに迎えて夏曲のイメージを更新しようとしているのでは」と推察する。
同曲のパフォーマンスの見どころについて、渡辺氏は「サビ前のブレイク」をポイントとして挙げ、その理由について「楽曲自体が一旦ストップし、パフォーマンスも止まったかと思えば大園と与田の2人が両脇から出て来る、という振り付けは、新たなセンター2人をお披露目するにはうってつけ。視点が一気に真ん中に寄るという意味では、テレビ向きの振り付け」だと語った。また、センター以外に関しても「両脇が西野七瀬さんと白石麻衣さんで、そのもう一つ外側には堀未央奈さんと齋藤飛鳥さんという歴代センターが2人を支える布陣になっているのもポイントです」と、盤石のフォーメーションであることを教えてくれた。