平手友梨奈が欅坂46に与える影響は? セカオワ対談に見るグループとの密接な関係性
特に印象的だったのは、「センターをやっていて大変なことは?」という質問に対し、当初は葛藤もあったが「今は吹っ切れた」と答えたこと。その変化のきっかけについては、「『二人セゾン』くらいの時なんですけど、悩んでる時間があったら、楽曲とか、もっと曲を伝えたいなと。そこからセンターなんて別にどうでもいいやと思ってしまって。だいぶ楽になりました」と、デビューからわずか1年で、アイドルから表現者へと進化していく心境の変化を吐露。表現者としての自覚の芽生えが、平手及び欅坂46の鬼気迫るパフォーマンスに繋がっているのかもしれない。
「欅坂46に入って良かったことは?」という質問に、平手は「家族でもない、友達でもない存在ができた」とグループへの愛を感じさせる回答を述べ、将来は自分で曲や歌詞を書いてみたいと目標を語った。現状、平手のパーソナリティとリンクするように成長を続けてきた欅坂46。彼女が大人へと変化していく中で、グループにどのような影響を与えていくのか、見守っていきたい。
(文=本 手)