亀と山P、関ジャニ∞フェス出演、元SMAPの動向…2017年上半期ジャニーズトピックス振り返り
7月を迎え、2017年も下半期に突入した。これから夏本番、ジャニーズのコンサートや舞台も増えていく季節である。そこで今回は下半期に向け、2017年上半期のジャニーズトピックスを振り返ってみたい。
『ボク、運命の人です。』『母になる』『炎の転校生』…ドラマ出演に新たな動き
まず1月1日、元旦。恒例の『ジャニーズカウントダウン 2016-2017』でスタートを切った2017年のジャニーズだが、この上半期はドラマで活躍を見せるメンバーが多かったように思う。4月からは、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久の12年ぶりの共演となるドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)が放送された。ドラマ『野ブタ。をプロデュース』日本テレビ系出演時の期間限定ユニット・修二と彰の「青春アミーゴ」以来となるタッグを組み、“亀と山P”として歌った「背中越しのチャンス」が『ボク、運命の人です。』のエンディングテーマに起用された。ドラマ放送にあたり、亀梨と山下で番組に出演する機会も多く、2人のプライベートでの関係性もかなり露わになったのではないだろうか。
さらに、同じく4月期の沢尻エリカ主演ドラマ『母になる』(日本テレビ系)に、関西ジャニーズJr.・道枝駿佑が出演。事務所に入所してまだ2年経っていない時期での大抜擢である。ドラマでは初々しい演技を見せ、評判は上々。道枝は、7月21日に放送されるKinKi Kidsデビュー20周年記念特別ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)への出演も決定している。
また、ジャニーズWEST全員が主演を務めるネットドラマ『炎の転校生』(Netflix)が2017年冬に全世界で配信されることも発表された。「メンバー7人全員でドラマに出演させていただけることが今から楽しみです(重岡大毅)」、「この作品を通して、演技力、バラエティー力をつけて190か国の方々にも笑っていただける作品にできたらと思っています(桐山照史)」(引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0090517)とメンバーの気合いも充分。さらにネットに対してかなり慎重だったジャニーズがネット配信限定のオリジナルドラマに出演するとあり、ファンの間では「いよいよWeb解禁か」と大きな話題にもなっていた。
『大運動会』『メトロック』……ジャンルを超えた活躍も
このようにドラマのニュースが続く中、4月16日には2016年から久々に復活した『ジャニーズ大運動会2017』も開催。野球のほかにも、50メートル走やPK対決、フリースロー、玉入れなど過去最多の8種目で対決を行ない、多くのファンを沸かせた。総勢129名のジャニーズメンバーが出場した『ジャニーズ運動会2017』では、思わぬ活躍をしてジャニーズ内での注目度を上げたメンバーも少なくないが、事務所や音楽のジャンルを越えた活躍を見せてくれたグループもいる。野外ロックフェスに初参戦した、関ジャニ∞だ。関ジャニ∞は5月21日に行なわれた“メトロック”こと『TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017』に出演。サカナクションやSuchmos、WANIMA、[Alexandros]などのフェス常連バンドに引けを取らないパフォーマンスを披露し、ジャニーズファン以外にも関ジャニ∞らしい音楽を届けることに成功したと言える。今年は関ジャニ∞に続いて、堂本剛が『SUMMER SONIC 2017』、『イナズマロックフェス 2017』に出演する。ジャニーズの音楽が、さらに幅広い層に伝わっていく年となりそうだ。