ソニン、歌手活動における壮絶な“しくじり”エピソード告白「何でもやるから残らせてください」
その後も、ソニンが体を張って様々な企画にチャレンジし話題を呼ぶが、CDセールスが下がり、歌手活動が激減。「世間から消えた人」とレッテルを貼られ、ソニンは「私、結局何がしたいんだろう?」「何のために頑張ってたんだろう?」と夢や目標が絶たれてしまったことを明かした。しかし、初めて観に行った舞台で大竹しのぶの演技に魅せられ、ソニンにとっての大きな転機が訪れる。誰の指示でもなく、初めて自分が本当にやりたいことを見つけたソニンは、初めて事務所の反対を押し切って、ニューヨークへ留学。当時のことを「逃げてみよう。情けない自分も見てみよう。かっこ悪く生きてみよう。心の整理がついた」と明かしていた。
番組の後半には、ソニンが昨年2016年、演劇界で優れた人物に贈られる賞「菊田一夫演劇賞」の受賞を報告。受賞式のVTRでは「自分を育ててくださった全ての方の教えとエネルギーを頂けた。それがあって、今の自分の受賞だと思います」とスピーチし、スタジオに拍手が起こった。ソニンは最後に「指示でなく 決断した道 支持を得る」と涙ながらに教訓を語り、番組を締めくくった。
(文=向原康太)