THE RAMPAGEはEXILE TRIBEの“いいとこ取り”グループだった? 5つのポイントから検証
グループ内でユニットパフォーマンスが出来る
THE RAMPAGEはメジャーデビューに向けて武者修行をしていたのだが、その際に3組に分かれて活動をしていた。これは後に大きな武器になるだろう。ゆくゆく楽曲も増え、単独でライブツアーが出来るときになったら、16人パフォーマンスだけでなく、複数のユニットに分けたパフォーマンスも出来るようになるからだ。少し形は違うがE-girlsはその形をとっている。E-girlsとしてのパフォーマンスと各グループのパフォーマンス両方が見れるお得さがあるのだ。THE RAMPAGEもこのやり方が出来る。人数の多さにはこういう利点もあるのだ。
三代目 J Soul Brothersのようになるには
そして、現在最もEXILE TRIBEで高い人気を誇る三代目JSB。彼らの魅力はボーカルとパフォーマーの高いパフォーマンス力と分かりやすい音楽性だ。時期でいえばEXILEの第1章中期~第2章の時のようなアーティスト性で、THE RAMPAGEがこの部分を手に入れるには、ボーカル3人の技量にかかっているのではないだろうか。彼らが三代目JSBのようにリスナーに愛される楽曲に出会い、自分たちのものにする。そして、パフォーマーが追随し相乗効果を生み出す。現状、ダンスが目立つグループであるが、ボーカルの存在も重要なのだと思う。
THE RAMPAGEは可能性に溢れたグループというのがお分かりいただけただろうか。彼らは早くも4月19日に2ndシングル『FRONTIERS』をリリースすることが決定している。一度THE RAMPAGEの楽曲を聴いて、生でそのパフォーマンスを体感してほしい。
■NOZATATSU
「You Style」「ミーティア」「JADE WEB MAGAZINE」などエンタメ系記事の執筆を中心に活動中。大手ダンススクールマネージャーを経て、イベント企画実践やフリーペーパー創刊に携わり、フリーランスに転向。ダンス系の記事を中心に、音楽、アイドル、エンタメ記事などを執筆。 ダンスエンタメ企業「株式会社 遊」所属のクリエイターという顔も持つ。 晩酌はしないが居酒屋が大好き。(Facebook/Twitter)