STU48、来夏発足のインパクト AKB48選抜総選挙開催地・移籍メンバーの行方は?

 さらに、STU48発足に当たって注目されているのが、他グループからの移籍、兼任メンバーだ。HKT48には指原莉乃と多田愛佳、NGT48には北原里英が移籍している。柏木由紀は現在もAKB48とNGT48との兼任を続けており、どのメンバーもグループメンバーというよりはプレイングマネージャーとしての役目が強い印象だ。移籍メンバーには先輩としてキャリアの長いメンバーが妥当である。今年の選抜総選挙にて25位にランクインし、ドキュメンタリー映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』でフィーチャーされていたNMB48の1期生 沖田彩華は広島県出身。映画内でも“劇場職人”として紹介されており、グループ劇場の先輩としては適任なのではないだろうか。また、瀬戸内は大阪と福岡の中間に位置し、NMB48とHKT48にとっては兼任しやすい場所にある。兵庫県出身のNMB48城恵理子やHKT48からも荒巻美咲がSNSにて兼任希望の思いを表しており、この2グループから兼任メンバーが選出される可能性は大いにある。

 姉妹グループ発足が噂されており、発表時にもフェイクとして登場した那覇、仙台、札幌よりも先行して登場したSTU48。現状ではベールに包まれているが、今後徐々にグループの全貌が明かされていくことだろう。

(文=渡辺彰浩)

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