期待の新星=FlowBackの“セルフプロデュース力” 新たなポジション築けるか?

 一方で、こういったグループコンセプトは徐々におざなりになってしまうケースが少なくない。しかし新世代のダンス&ボーカルグループの形として、また、差別化のひとつの武器として、FlowBackにはセルフプロデュースをやり続けて欲しいと思う。楽曲だけで勝負することが難しくなってきている昨今、彼らのようなこれまでなかった新しいコンセプトを持つグループこそが生き残っていくだろう。そして、我々聴き手もそういった目新しさを求めている。この需要と供給がマッチングしている以上、FlowBackの活躍はこれからも広がっていくだろう。

(文=高橋梓)

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