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太田省一『ジャニーズとテレビ史』第十九回:バレーボールとジャニーズ

Sexy Zone起用は必然? ジャニーズとバレーボールの深い関わり

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 リオ五輪もいよいよ間近に迫り、各競技での代表決定など関連するニュースも日増しに増えてきた。

 そうしたなか、つい数日前まで行われていたバレーボールの世界最終予選。五輪出場権を賭けたこの戦い、男子は残念な結果に終わったが、女子は見事4大会連続の出場権を獲得した。女子には前回のロンドン五輪での銅メダルに続いて、リオ五輪でも期待がかかる。

 バレーボールは、数あるスポーツのなかでも指折りの人気種目だと言ってもいいだろう。今回の世界最終予選もTBSテレビ系列とフジテレビ系列で連日生中継され、女子が五輪出場を決めたイタリア戦は20%以上を獲得するなど、視聴率も安定して好調だった。

 そして、そうした試合の会場で、ジャニーズグループが応援する姿もおなじみになった。今回も、スペシャルサポーターであるSexy Zoneの5人が一般の観客とともに盛んに声援を送っていた。

 このようなジャニーズとバレーボールの関わりは、1990年代にさかのぼる。

realsound-Sexy Zoneth_.jpg(C)タナカケンイチ

 特に現在フジテレビが独占中継する「バレーボールワールドカップ」との関わりは深く、1995年のV6以降、嵐、NEWS、Hey! Say! JUMP、NYCboysがサポーターを務めるとともに、大会のイメージソングでデビューしてきた。

 Sexy Zoneも同じく、2011年の「バレーボールワールドカップ」のイメージソング「Sexy Zone」でデビューした。その後もカップリング曲を含めてバレーボールのイメージソングを歌うことが少なくない。最新シングル曲「勝利の日まで」も、今回の世界最終予選のイメージソングだった。

 またバレーボールの大きな大会が開催される直前には、レギュラーやスペシャルでの応援番組が放送されるのも通例だ。今回も、『ガンバレー部 road to Rio』、『つなげリオへ! 噂のアタックNo.1』(いずれもフジテレビ系)などが放送され、Sexy Zoneのメンバーたちも出演していた。

 例えば、『ガンバレー部 road to Rio』では、中島健人が人気急上昇中の男子代表のエース・石川祐希のルーツを探るロケ取材で、落ち着いたなかにも彼らしい個性の出たリポーター、インタビュアーぶりを見せていた。

 また『つなげリオへ! 噂のアタックNo.1』は、選手の素顔やバレーボールの魅力を伝えるバラエティ色を交えた応援番組だった。

 この番組のSexy Zoneは、チュートリアル・徳井義実らとのフリートークや「SexyまとめZone」のコーナーなどで活躍した。中島や菊池風磨は、他のメンバーに話を振るだけでなく、話題を面白く広げるスキルも見せてくれた。松島聡とマリウス葉は、それぞれ天然なところや初々しいところを発揮しながら、コンビで場をなごませていた。佐藤勝利は柔らかい物腰のなかにもいつもの真面目さで、適切なコメントやフォローによって要所を締めていた。

 こうして見ると、改めてSexy Zoneというグループのバランスの妙を感じる。番組のジャンルこそ違うが、夕方のニュース番組『ニュース シブ5時』(NHK)で時事用語などを学ぶコーナー「ニュースがわかるようになる検定」に起用される理由も、そのあたりの年齢、役割、キャラクター各面でのバランスの良さにあるのではなかろうか。

 それにしてもなぜ、これほどまでジャニーズとバレーボールの関係は深いのか? 

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