アカシック『DANGEROUS くノ一』リリース 特別企画
アカシック・理姫、クリス松村に真剣相談「たぶん、二重人格みたいな感じだと思います」
「本物とお会いして、すごく独特のものを持ってらっしゃるのがわかった」(クリス松村)
クリス松村:じゃあさ、次は2枚組にしたら? 南義孝さんのデビューアルバム「摩天楼ヒロイン」はA面が「ヒーローサイド」、B面が「ヒロインサイド」という分け方だったんだけど、そういう感じで。
理姫:あ、いいですね!
クリス松村:やりたいことがあるんだったら、全部やったほうがいいからね。この9曲にしたのはどうして?
理姫:いまのタイミングで、この9曲をどうにかしてリリースしたかったんです。
クリス松村:吐き出してしまいたかったのか。じゃあ、次のビジョンもあったの?
理姫:具体的な話し合いはしてないんですけど、それぞれのメンバーの頭のなかには「次はこうしよう」っていうのがあったと思います。
クリス松村:バンドメンバーの言うことを聞くってことね。誰がリーダーなの?
理姫:ギターの奥脇達也ですね。
クリス松村:その人は他のメンバーの意見を聞くの?
理姫:リーダーはじつは自分の意見に自信がなくて、すぐに人の意見を聞きたがるんですよ(笑)。でも、すごくガンコなんですけど。
クリス松村:作詞は理姫さんなんでしょ? だったら、そのリーダーのことも歌詞にすればいいじゃない。優柔不断な男の歌(笑)。
理姫:え? 彼のために作詞したくないんで……。
クリス松村:いいんですか、そんなこと言って(笑)。でも、ボーカリストが前に出てたほうが、バンドは魅力的だからね。理姫さんとは今日が初対面だけど、本物とお会いして、すごく独特のものを持ってらっしゃるのがわかった。
理姫:あ、そうですか?
クリス松村:だってさ、今日のファッション(白のガーリーなドレス風ワンピース)といい、真っ赤なルージュといい、青いマニキュアといい……。このチグハグさは何なの?
理姫:(笑)このマニキュアは、昨日のライブ(7月12日に行われた渋谷クラブクアトロのワンマンライブ)のときに塗ってもらったんです。昨日のファッションに合わせたんですけど、気に入ったから、今日の服とは関係なく、このまま来ちゃいました。
クリス松村:ああ、そう……。そういう人なんだ。女としては、ちょっと微妙だけどね(笑)。