夢みるアドレセンス、メジャー活動での“心境の変化”明かす「意識を高めあって上に行きたい」

「みんなと一緒にタオルを振り回したいです、『ヘイヘイ!』って!」(小林玲)

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荻野可鈴

——東市篤憲さんが監督したMVは、ゴージャスさ、アイドルっぽさ、爽やかがブレンドしてますね。

京佳:夢アドで初めて行った海だったんですよ! 5人で手をつないで海に向かって走るんですよ! ジャンプしたシーンとか、すごくJKで青春でした。うちのグループのうちふたりは陸上選手並みに足が早いんですよ、玲ちゃんと(志田)友美ちゃんは。(荻野)可鈴ちゃんは普通なんです。京佳と(山田)朱莉は遅いんです。みんなで手をつないで海に向かって走るシーンで、可鈴ちゃんが真ん中にいて、左側には早いふたりがいて、右側には遅いふたりがいて、可鈴ちゃんの腕がちぎれそうになってたんですよ(笑)。手加減しないんだもん!

小林玲:私ですね(笑)。

夢みるアドレセンス「サマーヌード・アドレセンス」

——他に好きなシーンはありますか?

小林玲:京ちゃん(京佳)がお化けになるシーンですね。布をまくるシーンが無邪気な感じで楽しくて。

京佳:「サマーヌード・アドレセンス」なのに、なんでお化けになってるのかなって(笑)。

小林玲:あと、金ピカのゴージャスな衣装に着替えたところです。

京佳:キャンピングカーの前で踊るシーンは、手前の花火も本物なんですよ。内心ビビりながら笑顔でやってました(笑)。

小林玲:そのキャンピングカーの中で、脚のラインダンスを初めてしたので注目してほしいです。

——振り付けは、でんぱ組.incも手がけているYUMIKO先生ですね。

京佳:YUMIKO先生は本当にお母さんみたいな人でした! 振りも「サマーヌード・アドレセンス」だからちょっぴりセクシーで踊ってて楽しいんですよ。

小林玲:いつもと違う大人な感じですね。

——今回はカップリング曲が3曲もありますね。「くらっちゅサマー」は元Cymbalsの矢野博康さんが作詞作曲編曲です。キュートなポップスで、しかもケンタッキーの「クラッシャーズ」のイメージソングですね。

夢みるアドレセンス「くらっちゅサマー」

小林玲:知ってた飲み物だったんです。

京佳:女の子は好きじゃないですか、ああいうスムージー系は? 私たちもすごく飲んでて。5人で「ケンタッキーのクラッシャーズ、新しい味が出たの知ってた?」と話してたから、「自分たちがまさかイメージソングを歌わせていただけるなんて!」っていう感じでした。

——「くらっちゅサマー」を聴いた印象はいかがでしたか?

京佳:「サマーヌード・アドレセンス」とは違う感じで、すごく夏を感じさせますね。元気だし、夢アドも楽しんでる感じです。あと「バーベキューしたーい!」という歌詞もあって、すぐバーベキューしたくなっちゃって、今年の夏こそはバーベキューをしようと話してます。でも「計画する人がいないね」って話してて。

小林玲:最終的には、京ちゃんのお母さんがやることになってます(笑)。

京佳:玲ちゃんは火起こし担当!

小林玲:「木から火を起こして」と言われてます(笑)。曲を聴いてみんなで盛りあがってました。夏が楽しみになりましたね。

——「ストロベリーサマー」は、ORESAMAのぽんさんが作詞、小島英也さんが作編曲です。90年代テイストのテクノですね。

京佳:ちょっとふわふわしてて、歌詞も甘酸っぱいんですよね。ストロベリーっぽかったです。

小林玲:これも「サマー」ってタイトルに付いていて、夏で攻めていく感じです。

京佳:「ストロベリーサマー」はゆったりしてるけどキュートだよね。今回のシングル、全曲海で聴きたいです。

小林玲:「ストロベリーサマー」を聴きながら、海の風を浴びながら寝たいです。

京佳:ビーチパラソルの下のビニールのベッドで、クラッシャーズを飲みながら、「ストロベリーサマー」を聴きながら寝たい!

——詰め込みましたね! 「Hi! Summer Dreamer」は、妄想キャリブレーションも手掛けているWicky.Recordsが制作したダンス・ナンバーですね。

小林玲:これはすごいです、ライブ曲ですね。

京佳:夏フェスで歌いたい! すごく盛りあがると思います。

小林玲:みんなと一緒にタオルを振り回したいです、「ヘイヘイ!」って!

——それにしても、今回は全曲「夏」ですよね。

京佳:夏っぽいんですけど、すべて違う楽しみ方ができます。

——関わるクリエイターが毎回変わるのはどんな気分ですか?

京佳:それこそメジャーデビューしたんだなと思いました。

——そういう変化に対応するのは大変ではないですか?

小林玲:全然ないです、むしろ楽しいです。もっと忙しくなって、有名になりたいです。

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