メジャー2ndシングル『サマーヌード・アドレセンス』インタビュー
夢みるアドレセンス、メジャー活動での“心境の変化”明かす「意識を高めあって上に行きたい」
夢みるアドレセンスが、7月15日にメジャー2ndシングル『サマーヌード・アドレセンス』をリリースする。彼女たちは今年3月、新しい季節を迎える“春”の思春期的心情を歌った『Bye Bye My Days』でメジャーデビュー。メジャー第二弾シングルとなる本作は、真心ブラザーズ「サマーヌード」をモチーフに再構築を施した楽曲「サマーヌード・アドレセンス」をはじめ、“夏”をテーマとする楽曲を集めたバラエティに富んだ作品に仕上がっている。今回、メジャーデビューの際にもインタビューをおこなった宗像明将氏が、同メンバーである小林玲、京佳を迎え、『サマーヌード・アドレセンス』リリースに関するエピソードやメジャーでの活動における彼女たちの心境の変化について聞いた。
「2枚目のシングルになって、いい意味での緊張感を持てるようになりました」(小林玲)
—— 3月にシングル『Bye Bye My Days』でメジャーデビューしてみて、メジャーの居心地はいかがですか?
京佳:毎日が早く感じます。いろんなお仕事が毎日あって、充実してる証拠だと思います。
小林玲:曜日感覚がなくなるよね。
京佳:すごく充実してるから「もう6月!?」って(取材は6月末)。
小林玲:2枚目のシングルになって、いい意味での緊張感を持てるようになりました。メジャーデビューのときは「どうなるんだろう?」って不安もあったんですけど、もっと上を目指したい気持ちに変わりましたね。
京佳:『Bye Bye My Days』のときは「何か変わるのかな?」と不安があったし、プレッシャーもあったんですけど、今は不安というより緊張感ですね。今はやることのテンポがつかめてきました。
——『Bye Bye My Days』がオリコンでデイリー4位、ウィークリー7位を獲得した感想はいかがでしたか?
京佳:メジャーの1曲目と考えると、私たちにとってすごく素敵な結果でした。2月14日から1カ月間ぐらいリリースイベントをしてたんですけど、最初は「Bye Bye My Days」に慣れてなくて、まだ夢アドの曲になりきれてなかったんですよ。でもリリースイベント最終日になると、夢アドのカラーに染まったのを実感しました。自然に涙が出てきたし。
小林玲:みんなで泣いてたよね。
京佳:あのときの自分たちにぴったりの曲だったし、「やっと理解できた、心から歌えた」という感じでした。
小林玲:ファンの皆さんと一緒に作りあげた感じがあって、感謝でいっぱいでした。ファンの皆さんが泣いてるのを見て、私たちも泣いてしまって。「一緒に支えてくださったんだな」って感じました。
——そして、いよいよ2ndシングル『サマーヌード・アドレセンス』ですね。
小林玲:今までは夏の曲がなかったんです。
京佳:メジャーから、季節を感じられる歌詞やテンポの曲が出てきました。楽しみですね、夏!
——『サマーヌード・アドレセンス』の初回生産限定盤Aのジャケットは金色でメラメラですが、あれを見ておふたりはどう感じましたか?
京佳:チャンチャンチャンチャチャチャチャチャチャフー!(Maximizorの『Can't Undo This!!』の一節を歌い出す)
——あ、やはりバブル時代っぽい印象を受けたんですね。
京佳:って、私は思いました(笑)。バブル時代を生きてた人間ではないんで、想像なんですけど、第一印象は。
小林玲:「すごい、金だ!」と思いました(笑)。ゴージャスだなと思いましたね、新鮮でした。
京佳:『Bye Bye My Days』とは180度違うよね。
——初回生産限定盤B〜Fのソロのジャケットはまさに「サマー」で「ヌード」な感じですが、ああいうのを撮った感想はいかがでしたか?
小林玲:テーマが「サマーヌード」なのでそれにかけて、メイクもすっぴんでありのままの私たちを撮りました。
京佳:そういうところは等身大なんだなと思いますね。
小林玲:等身大の私たちと、少し大人びた私たちを見れますね。今回は、真心ブラザーズさんの「サマーヌード」を新しくアレンジさせていただいたんです。
京佳:お父さんやお母さんも知ってるし、私たちの世代も知ってます。私も普通にドラマ(2013年放映の『SUMMER NUDE』。主演の山下智久による『SUMMER NUDE ’13』がリリースされた)を見てて「いい曲だなぁ」と思ってたんで、レコーディングのときに「マジで!?」って驚きました。サビが似てる部分もあって歌いやすかったです。