ベッド・インが明かす、キャラクターを演じ切る覚悟「ちゃんと芯があれば、もっと自由でいい」

ベンツよりもBMWよりも「ハケ水車」に乗りたい(中尊寺)

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――今後の楽曲については、どういった方向に舵を切っていきたいですか。

益子寺:ロックテイストは残しておきたいですが、常に遊び心も大事にしたいので、それこそEAST END×YURIみたいな、ラップ調の曲なんかもやってみたいですね。

中尊寺:「てん・ぱい・ぽん・ちん体操」みたいなのも良いかもしれないですね!ちびっこの性の目覚めになりたいですし(笑)面白そうなことは全部やりたいんですけど、でも、根がロックなのでそこは大切にしたいです。それが無くなると、ただの面白おばさんになっちゃう! ゲロゲロ~!(笑)。

――今作に付属している特典のDVDは、過激なイメージ映像が盛り込まれていますが、活動の原点である写真集やこの動画のようなヴィジュアル面ではどのように展開していくつもりでしょう。

中尊寺:あの映像に関しては、ふーみん(細川ふみえ)さんや杉本彩さんのVHSを参考にしています。ボサノバが後ろで流れていて、椅子に座ってくねくねしたり、海辺走ったり(笑)。

益子寺:写真集の次の夢としてリゾート地でイメージ映像という目標があったんですけど、それをまさかこんなに早く叶えられるなんて…下半身がハートカクテル状態…!

中尊寺:とにかく、ぶっとびぃ~! な内容ですので。18禁にならないのが不思議な位。

益子寺:ロンモチで音楽が一番大事MANだからそれは軸としてありつつ、写真集や今回のイメージ映像のようなちょっぴり刺激がツイキ~なスタイルも含め、色んな形でアウトプットし続けたいですね。自分たちがカッコ良くて面白いと思うコトは何でもヤリたいですね。夢がMORI MORIで、まいっちんぐ!

――ちょっとその夢、教えてもらってもいいですか。

益子寺:この前も、まさか叶うとは思ってなかったんですけど、映画の主演(『101回目のベッド・イン』)をさせていただいて。何にでもチャレンジしたいという精神はお互いにありつつも、自分で自分を殺してまで無理して何かをやるとか、自分のポリシーに反することはしないようにしたいなと。じゃないと、今までの主張が全部嘘っぱちになっちゃうので。

――欲しがりだけど、それはあくまで自分たちの枠内で、ということですね。ほかにはどんな夢がありますか。

中尊寺:私はトレンディ・ドラマが大好きなので、自分の脚本で撮ってみたいです、というより実際いま書き溜めていて使いどころがないっていう…それを実現させて、2人が主演のドラマを撮りたい。あと結成時から言い続けてるんですけどベンツよりもBMWよりも「ハケ水車」に乗りたいです!!(笑)。

益子寺:この前、簡易的なものには乗れたんですけど、もうちょっと大きめのやつにね(笑)。あとは、深夜枠でラジオ番組を持てたらマンモスうれPで~す♪ マル金パパからのモーション、おマンちしてま~す!

――ピッタリだと思います(笑)。

(取材・文=中村拓海)

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ベッド・イン『♂×♀×ポーカーゲーム/消えちゃうパープルバタフライ』

■リリース情報
『♂×♀×ポーカーゲーム/消えちゃうパープルバタフライ』
発売:6月3日(水)
価格:1500円(税抜)

<CD収録内容>
M1.♂×♀×ポーカーゲーム
M2.消えちゃうパープルバタフライ
M3.♂×♀×ポーカーゲーム(カラオケ)
M4.消えちゃうパープルバタフライ(カラオケ)

<DVD収録内容>
・本人たちのインタビュー映像
・楽しそうなイメージ映像
・ライブ映像
「ワケありDANCEたてついて」
「POISON~プワゾン~」

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