KAT-TUN・亀梨和也、滲み出る内面の魅力 セクシー系王子から等身大の存在へ
だが、度重なるメンバーの脱退などを受けて、KAT-TUNというグループが変化を求められていった亀梨。立ちはだかる壁に向き合ってきた中で、先輩の背中を追うだけではない、大人の男としての器を形成していったように思える。
好きな野球をキャスターを務めるまで突き詰める姿勢。バラエティで見せる気さくでまっすぐな態度。メンバーや家族などの絆を大切にする芯の強さ。深く知れば知るほど、「カッコいい」や「セクシー」という表面的なものだけではなく、内面から出てくる人としての器のデカさを感じさせるものがある。そして、惜しみなくプライベートを語り始めた今、その魅力が開花しているのだろう。
だからこそ、Jr.時代やデビュー当時からアイドル・亀梨和也のファンだという人たちも、年齢を越えて彼を応援し続けているし、新たな一面から彼に惹かれる層も増えていく。2015年、さらに多くの支持を得る存在へと成長していくのではないだろうか。
(文=佐藤結衣)