清木場俊介、10周年ライブで見せた“唄い屋”の底力 ソロキャリアを振り返るMCも

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 ライブ後半は、「JACKROSE」からスタート。よりロックな装いとなった清木場が派手なライティングとともに登場し、会場を盛り上げる。続く「唄い人」では、自らギターを弾きながら、男性、女性、そして子どもたちとそれぞれ「僕は僕の、君は君の」というコール&レスポンスを繰り返し、会場がより大きな一体感に包まれていく。自らが歩む道を歌うロックバラード「ROCK★STAR」や、圧巻のロングトーンを聞かせる「さよなら愛しい人よ…」、頑張る人の背中を押す力強いメッセージソング「LONG MY WAY」など、清木場節が随所に効いたナンバーを続け、最後には「One and Only」を歌い、清木場はステージを去った。

 鳴り止まない拍手と清木場コールに呼ばれ、再びステージに現れた清木場は、優しく語りかけるように歌うラブソング「うつろいゆく世界で」、かつて清木場自身を救ったという「今」、深い愛をロックなサウンドに乗せた「Shining」を披露。さらなるアンコールではブルースハープを吹き鳴らす賑やかなロックナンバー「かっぱぎロックンロール」をファンとともに歌い、約3時間におよぶ濃密なステージが幕を閉じた。

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 ソロデビュー10年、貫禄さえ漂い始めたステージングと等身大の歌詞の魅力に加え、やはり音楽に説得力を与えているのは抜きん出た歌唱力であろう。豊かな声量で長丁場のステージを走り切る姿には爽快感さえあった。近年では幅広い年齢層の男性ファンも増えてきている清木場俊介。来年度も精力的にツアーを行うほか、「男祭2015」として、男性ファンのみのイベントも開催する予定だ。

(文=松田広宣/写真=関山一也)

■ライブ情報
3/28(土) 千葉・柏PALOOZA
3/31(火) 福島・郡山Hip Shot Japan
4/1(水) 青森・青森Quarter
4/3(金) 北海道(札幌)・PENNY LANE24
4/4(土) 北海道(函館)・金森ホール
4/8(水) 茨城・水戸ライトハウス
4/11(土) 岐阜・club-G
4/12(日) 静岡・SOUND SHOWER ark4/14(火) 長
野・長野 CLUB JUNKBOX
4/18(土) 鳥取・米子laughs
4/19(日) 広島・広島クラブクアトロ
4/21(火) 高知・高知キャラバンサライ
4/22(水) 香川・高松オリーブホール
4/25(土) 熊本・熊本B.9 V1
4/26(日) 鹿児島・鹿児島キャパルボ
4/29(水・祝) 山口・周南TIKI-TA

「男祭2015」開催決定
5/5(火・祝) TSUTAYA O-EAST

詳細はオフィシャルHPにて

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