ルーマニアのセクシーシンガー=インナが説く、自然体の音楽「楽しい時間を共有して、楽しもうってだけ」
実に無邪気である。「Good Time」のMVでは刺激的な水着姿が世界中の男の股間……もとい、視線を釘づけにした「Cola Song」とは打って変わって、11種類のコスチュームに次々と着替えていくガーリーなダンスポップに仕上がっている。
「ビデオの中で私が演じるキャラと女の子が、ビデオモニターに映るハッシュタグの言葉に従って、アクションを起こしていくの。例えば『#pajamaparty』だと、パジャマパーティをやっちゃうの。他にも『#jeans』『#lolipop』や『#play golf』といったシチュエーション、そして『#strip』や『#drop』といったセクシーなハッシュタグもあるわ。撮影は本当に楽しかったわね。曲自体のコンセプトは、もっとシンプルに“楽しい時間を過ごしましょ”ってこと。私の人生のテーマでもあるわ。素敵な時間を過ごして、パーティをして楽しもうっていうことね」
「人生を謳歌しましょう」という女の子へのメッセージ。「Good Time」では、これまでのインナとはまた異なる一面を見せてくれている。
「セクシーでもありたいし、同時にキュートでもありたいの。女の子ってそういうものなのよ。でも、この曲で女の子に伝えたいのは、セクシーでもキュートでもいいけど、自分らしくあることね! そして、男性に伝えたいことは……ウォッチアウト!! ってことよ」
続けて、「セクシーであること」が先行し過ぎて、楽曲自体が評価されにくい傾向はないのか? と尋ねると。