嵐・相葉雅紀ら出演のMC番組がレギュラー化 生放送ならではの「本音」飛び出すか

『トーキョーライブ22時』に出演する相葉雅紀。

 3月31日から2週間限定でオンエアされた、テレビ東京開局50周年記念特別番組『トーキョーライブ!~23:58の生放送』が、10月から『トーキョーライブ22時』(毎週日曜21:54~)と名前を変え、レギュラー番組化されることになった。

 前回の放送では、平日月~金曜日を、小山慶一郎(NEWS)→松岡昌宏(TOKIO)→相葉雅紀(嵐)→堂本剛(KinKi Kids)→安田章大(関ジャニ∞)の順に日替わりでMCを担当。東京タワーに特設されたスタジオの雰囲気は生放送にも関わらず、まるで家にいるようなリラックスムードで、メンバーの衣装も部屋着。思わず素の表情が出やすいものだった。

 さらに、視聴者からの悩み相談を生電話で解決したり、夜の街でほろ酔いな人々の愚痴を聞いたりと、これまでジャニーズではあまり見られない手法で、視聴者とのつながりを感じられる番組というのが特徴だった。

 また、相談ごとを解決した際には、ごほうびとしてメンバーの好物が登場することも。柿ピーが出てきた小山は「ビールを!」と思わず本音が飛び出す一幕も。相葉は鶏の唐揚げを口に含みすぎて、タイトルコールにまごつくなど、ライブならではのゆるさが魅力だった。

 もちろん、放送事故を防ぐための工夫もされている。スイッチを入れると音声が切られ、代わりに音楽が流れるというシステム。MCごとに、各グループの懐かしい楽曲が流れるのも、ファンには嬉しい演出だ。

 もう一つの見どころは、普段見られない貴重な絡み。先輩と後輩が順番に登場することで、次のMCへとつなぐ電話リレーをしていたのだ。小山の肉体美を「現役で踊ってるやつはちがうな」と松岡がベタ褒めしたり、相葉が「松兄のアドバイスは名言ぞろい」と松岡を尊敬するシーンなど。また、関西出身同士の堂本と安田の会話は「寝起きなんか?」と堂本がツッコミ「もともとこういう声ですわ」とまるで漫才のような痛快なトークになっていた。レギュラー化の先には、ぜひスペシャル番組で全員が集合する豪華な場面が実現してほしいものだ。

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