結婚発表の後藤真希、歌手としての魅力とは? 劔樹人が「セクシーだけど明るい輝き」と指摘

 後藤真希が7月22日、公式ブログにて結婚を発表し、大きな話題となっている。後藤は約2年半ぶりに芸能界復帰し、6月26日にはテレビ東京系の特別音楽番組『テレ東音楽祭』に出演、以前と変わらぬパフォーマンスでファンを魅了したばかり。また、キュレーションメディア『Alifis』を開始するなど、新たな試みも開始している。

 後藤は1999年、モーニング娘。第2回追加オーディションに合格し、13歳で芸能界デビュー。2002年に同グループを卒業した後は、松浦亜弥や藤本美貴らとユニットを組んで歌手活動を展開したほか、テレビドラマなどでも活躍。2008年からは所属事務所をエイベックス・エンタテインメントに移籍し、ソロシンガーとして活躍した。そして、2012年からは芸能活動を休止していた。

 神聖かまってちゃんのマネージャーであり、初の著作である漫画エッセイ『あの頃。男子かしまし物語』では、ハロー!プロジェクトへの深い愛情を描いている劔樹人氏は、後藤のキャリアを振り返りながら、その魅力を次のように語る。

「デビュー時の後藤さんは本当に逸材で、当時のオーディションで誰もが『この子しかいない』と確信を抱くような存在感を放っていました。実際、後藤さんの加入はモーニング娘。ブレイクの起爆剤となり、彼女がセンターポジションを務めた『LOVEマシーン』は、グループの代表曲となりました。これまで数多くのバンドやアイドルグループのメンバーチェンジを見てきましたが、あれほどミラクルな加入劇は滅多に見ることができないものだったと思います。彼女の存在ーー13歳で金髪で、どこか陰のある美少女というアイドル像は、とても革新的で、現在のアイドルカルチャーにも色濃く影響を与えているのではないでしょうか。ダンスにしても歌にしても、華があるのはもちろんなんですが、それだけでは語ることのできないミステリアスな魅力が、彼女の存在を特別なものにしていたと思います」

 また、ハロプロ中期以降からは、独特のセクシーさを帯びてきたと同氏は指摘する。

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