いずこねこが8月31日に活動終了 “最初で最後の主演映画”の制作もスタート
現代音楽とポップスが融合した音楽性で話題を集めるアイドル・いずこねこが、8月31日にその活動を終了することを発表した。
3月にネット上でプロデューサーのサクライケンタ氏による突然の活動休止宣言があり、ファンから心配の声が上がりながらも精力的にライブ活動を続けて来たいずこねこ。その活動終了にあたり、最初で最後の主演映画となる『世界の終わりのいずこねこ』の制作も決定した。
同作の監督・脚本には神聖かまってちゃんのライブ動画などでお馴染みの気鋭の映像作家・竹内道宏。本作の企画・プロデュースは『劇場版 神聖かまってちゃん』(監督:入江悠/主演:二階堂ふみ)、『アイドル・イズ・デッド』シリーズ(監督:加藤行宏/主演:BiS)、『5つ数えれば君の夢』(監督:山戸結希/主演:東京女子流)などの話題作を次々と手がけるSPOTTED PRODUCTIONS。そして、原案・音楽には、”いずこねこ”生みの親であるサクライケンタ。さらには共同脚本を手がけた漫画家・西島大介が自ら本作の漫画ヴァージョンを制作する予定で「映画×音楽×漫画×MV+α」という多面体のプロジェクトを目指すという。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」では同作への支援プロジェクトも始動し、ファンの協力も得ながら成功を目指すようだ。
また、8月31日のラストライブ以降も、映画完成・公開+関連イベントの終了まで、”映画に伴うものに限り”いずこねこの活動は続行するという。有終の美を飾るために豪華制作陣が一丸となり突き進む予定の同作。その公開を楽しみに待ちたい。
(文=編集部)
スタッフコメント
監督・脚本:竹内道宏
いずこねこが今まで築き上げてきたものを大事に拾って、壊して、揉んで、噛んで、泣いて、そしてまた新しい形にします。その形は尖っていると思います。サクライケンタさん、西島大介先生という西日本在住の天才が作った土台。そのまな板の上で、尖った刃をさらに鋭く研ぎ澄まします。アイドル、地球、人。いつかは終わるすべてものに向けて。素敵なキャスト・スタッフに恵まれた環境の中、それを無駄にせず、面白い映画にします。ぜひ、いずこねこの“飼い主”の皆さま、そして多くの方々と一緒に大きな花火を打ち上げられたら幸いです。
共同脚本・コミカライズ:西島大介
歌が宇宙を救うんです。本当です。ちんぐ監督、サクライさん、茉里ちゃん、みんな一緒によっしゃいくぞー!
原案・音楽:サクライケンタ
惜しくもいずこねこの活動は今回のプロジェクトで終焉を迎えますが、この映画作品でいずこねこでやろうとしていた事を全部詰め込みたいと思います!素晴らしく美しい、いずこねこのフィナーレを!よろしくお願い致します。