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MCのキャリアが活きた? 嵐・櫻井翔、『ラプラスの魔女』で見出した新しい主役のポジション

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 最近ではキャスターとしての活躍が目立つ嵐・櫻井翔。そんな櫻井が4年ぶりに主演を務めた映画『ラプラスの魔女』が5月4日に公開された。今でこそキャスターやMCのイメージが強いが、2000年代は積極的にドラマや映画に出演していた櫻井。以前よりも演技をする機会は減っていたが、『ラプラスの魔女』でこれまでとは一味違う演技の新しいポジションを見出したように感じる。

 『ラプラスの魔女』は、東野圭吾の小説が原作。とある初老の男性が、妻と訪れた温泉地で硫化水素中毒により死亡した事件が全ての始まりだ。事件の担当刑事は、地球化学の専門家で大学教授の青江修介(櫻井翔)に調査するように依頼。殺人事件の場合、その場で起きる自然現象を、あらかじめ寸分違わず予測しなければ殺すことはできないという。故に、青江は事件性を否定する。

 その数日後、また別の地で硫化水素中毒により男性が死亡する事件が発生。普通の人間がこの状況を作り出すのは到底不可能だと青江は主張するが、偶然にも被害者同士は顔見知りだった。事件の真相解明に行き詰まっていた青江の元に現れたのは、自然現象を言い当てることができる少女・羽原円華(広瀬すず)。青江は円華とともに事件の真相に迫るが、第3の事件が起こりーー、というストーリーだ。

 今回櫻井が演じる青江は、受け持つ授業では生徒全員に単位を付与してしまうなど、大学教授だが教育者というよりも研究者タイプの人物。その性格からか、不可能である硫化水素を使った野外での殺人の可能性についてとことん考え抜いていく姿が印象的な役だ。推理の過程で専門的なセリフも多く出てくるが、さすがはジャニーズを代表するインテリ。櫻井は難なくクリアしている。

 4年ぶりの映画主演でありつつも、気負うこと無く実に軽やかに演技を見せてくれている櫻井。例えば、4年前の映画『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY』の鴨川忠役と比べてみても、青江を演じる櫻井は良い意味で肩の力が抜けており、脚色されすぎていない「普通の人」の演技が際立っていたのではないだろうか。

      

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