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松井珠理奈と川栄李奈、女優としては正反対? 『死幣』共演でそれぞれの実力発揮なるか

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 SKE48の松井珠理奈の連続ドラマ初主演作『死幣-DEATH CASH-』(TBS系)が、本日深夜24時10分より放送される。松井演じる大学生・南由夏が、使うと死を招くと噂される“呪われた1万円札=死幣”を巡って、不可解な事件に巻き込まれていく本格ホラーサスペンスだ。AKB48出身の女優として現在躍進中の川栄李奈と、同級生役で共演することも話題を呼んでいる。

 これまで、AKBグループのメンバーが出演する『マジすか学園』シリーズなどでも存在感を発揮してきた松井が、本格的に連ドラ主演を務めることについて、ドラマ評論家の成馬零一氏に話を聞いた。

「松井珠理奈は10代半ばの時点からすでにビジュアルが完成していて、視聴者に強いインパクトを残すタイプなのですが、その分、積極的に感情表現をして物語を引っ張っていく演技はこれまであまり見られませんでした。2010年から出演している『マジすか学園』シリーズではセンター役で、“謎の美少女”のような立ち位置でしたし、前クールのドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)では、回想シーンの中で主人公・橘みやびの高校時代を演じていました。具体的な演技よりも存在感で主張するというか、立っているだけで絵になるタイプなんです。本質的に、モデルとかアイドルに向いているのではないでしょうか。ただ、バラエティ番組などでは愛嬌も見せていますし、なによりSKE48を引っ張ってきた方なので、ドラマにおいてもまだまだ引き出しがあると見ています。今回のドラマは本格的なホラーサスペンスとのことなので、いわゆる“受けの演技”をしたときにどんなリアクションを見せてくれるのかが非常に楽しみです。もしかしたら、彼女のキャリアにとって転機となる作品かもしれませんね」

 一方で、川栄との共演も見どころのひとつだと、成馬氏は続ける。

「女優として見たとき、松井とは正反対なのが川栄です。彼女は感情表現が上手くて、脇に回っても存在感を発揮できるタイプの演技派なので、うまく物語をかき回してくれるのでは。彼女はAKB48時代に“おバカキャラ”として親しまれていて、2014年に『ごめんね青春!』に出演した際は、周囲の出演者が実力派揃いだったこともあり、あまり目立つタイプではなかったと記憶しています。しかし、その後は舞台での演技を経験したこともあってか、良い意味でイメージをリセットすることができた。アイドル出身だとそのイメージに捉われてしまい、役柄の幅を狭めてしまったりもするのですが、川栄にはそれがなく、ごく普通の女の子を演じるのも上手です。これは女優としては大きな強みで、希少な才能だと感じています。今回のドラマは脇が充実していて、清原果耶や中村ゆりか、吉岡里帆といった注目の若手女優も出演しています。彼女たちとともに、松井のポテンシャルをどう引き出していくかにも期待したいところです」

 また、今回のような座組みが実現したのは、AKBグループにとってもひとつの成果であるという。

      

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