映画『はたらく細胞』が地上波初放送! 初見は度肝を抜かれる“実写ならでは”の面白さ

1月30日21時より、実写映画『はたらく細胞』が日本テレビ系『金曜ロードショー』で地上波初放送される。興行収入63.6億円を突破するほどの大ヒット作品となった同作だが、中には「実写化には興味が持てない……」という人もいるかもしれない。今回はそんな人に向けて、実写版ならではの魅力を紹介していきたい。

『はたらく細胞』は清水茜が『月刊少年シリウス』(講談社)で連載していた作品で、シリーズ累計発行部数は1,000万部を突破。TVアニメが2期にわたって制作されたほか、スピンオフ『はたらく細胞BLACK』もアニメ化されている。
人間の体内を舞台とした“細胞擬人化”作品で、白血球や赤血球のほか、さまざまな細胞たちが個性的なキャラクターとして登場する。実写版も大まかな設定は変わらないが、『はたらく細胞』だけでなく『はたらく細胞BLACK』の展開も盛り込んだかたちで構成されているのが特徴だ。

作中では高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)とその父親・茂(阿部サダヲ)の体内が描かれるのだが、一方の日胡は健康的な生活を送っているため、体内の細胞たちは生き生きと働いている。他方でだらしなく不摂生な茂の体内では、細胞たちがブラックな労働環境に苦しむ……というふうに、2つの対照的な世界が描かれていく。
そこでまず大きな魅力となっているのが、個性豊かな細胞たちと、それを表現する役者陣の演技だ。たとえば細菌やウイルスなどを排除する白血球(好中球)は、鋭い目つきの暗殺者的なキャラクターとして描かれているのだが、実写ではそのクールな素振りを佐藤健が再現している。

また免疫細胞の主力である軍人のようなキラーT細胞を山本耕史、単独で異物を攻撃する一匹狼のNK細胞を仲里依紗が演じており、2人のライバル関係も見どころとなっている。ほかにも“夜のお店”で働く色っぽい肝細胞を深田恭子が演じていたり、初々しい新米赤血球を板垣李光人が演じていたりと、実写化作品ならではのお祭り感を体験させてくれる。
もちろん迫力に満ちたアクションシーンも特筆すべき要素。『るろうに剣心』シリーズで圧巻の殺陣を披露した佐藤が、今作でもド派手な身のこなしでスクリーンのなかを飛び回っている。

さらにもう1つの魅力として挙げたいのが、徹底的な世界観の作り込みだ。監督を務めた武内英樹は『テルマエ・ロマエ』や『翔んで埼玉』を手掛けた人物で、VFXを駆使して観る者を圧倒するような世界を作り上げることに定評がある。またVFXの実作業は、CG映画の老舗として知られる白組が担当したようだ。
映画の序盤から、ヨーロッパ風の巨大な城と城下町が広がる風景として血球たちのふるさと「赤色骨髄」を表現。さらに大量のエキストラを使いつつ、無数の赤血球や白血球が行き交う街並みを描き出している。途方もないスケールを感じさせる映像となっているため、ひと昔前の“残念な実写化”を想像して観ると度肝を抜かれるはずだ。
実写化作品として、近年稀に見るヒットを記録した映画『はたらく細胞』。原作ファンからも好評のようで、SNS上では「めちゃくちゃ親子愛の映画で泣いてしまった」「本当に実写化大成功な作品だった」といった声が上がっている。そのクオリティがどれほどのものか、実際に地上波放送で確かめてみてほしい。
■放送情報
『はたらく細胞』
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、1月30日(金)21:00~23:14放送
※放送枠20分拡大 ※地上波初放送 ※本編ノーカット
出演:永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、深田恭子、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠 、鶴見辰吾、光石研、Fukase(SEKAI NO OWARI)、阿部サダヲ
原作:清水茜『はたらく細胞』(講談社『月刊少年シリウス』所載)、原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社『モーニング』所載)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
























