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斎藤工、窪田正孝、佐野岳……2.5次元ミュージカルで飛躍した実力派俳優たち

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臨床犯罪学者 火村英生の推理
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 イラストやアニメを表す“2次元”と人間の実写による“3次元”の間を意味する“2.5次元”と呼ばれるシーンが、活況を呈している。漫画・アニメを原作としたミュージカルはその代表的なコンテンツで、『テニスの王子様』などはキャストやストーリーを変え、長期にわたって何度も上演される人気ぶりだ。2.5次元ミュージカルを日本独自のライブコンテンツとして世界に発信するため、2014年には一般社団法人・日本2.5次元ミュージカル協会も設立されている。また、昨今では2.5次元ミュージカルが若手俳優の登竜門としても機能し、そこから頭角を表すものも少なくない。そこで本稿では現在活躍中、または今後さらにブレイクするであろう「2.5次元出身俳優」を紹介するとともに、シーンがどのように若手俳優を育んでいるのかを探りたい。

斎藤工

 現在放送中の日本テレビ系連続ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』に主演している斎藤は、2014年にフジテレビで放送された連続ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』で、主演・上戸彩の不倫相手である高校教師を演じたことから、ただならぬ“色気”を持った俳優として注目を集めているが、その艶っぽさは2005年頃に出演していた『テニスの王子様』でもすでに漂っていた。同ミュージカルでは、涼しげなポーカーフェイスと関西弁が特徴の才気あふれるキャラクター・忍足侑士を演じ、歌やダンスもクールに披露していた。『火村英生の推理』で斎藤演じる火村英生は、警察の捜査に協力する大学教授という役柄で、「この犯罪は美しくない」といった決め台詞が印象的だ。斎藤の演じる役柄は、現実離れしたクールさを漂わせているケースが多く、まさに2.5次元的である。そして、そのファンタジックな立ち振る舞いこそが、彼の常人離れしたセクシーさに繋がっているのかもしれない。

窪田正孝

 同じく連続ドラマ『火村英生の推理』に出演し、前述の斎藤工と劇中でバディを組んでいる窪田もまた、2.5次元の舞台に出演していた。窪田は2010年、舞台『薄桜鬼 新撰組演舞録』に沖田総司役で出演。激しい殺陣シーンなどもこなし、その身体力の高さを示した。さらに、昨年放送された日本テレビ系連続ドラマ『デスノート』では主役の夜神月(やがみらいと)を演じた。窪田は物腰が柔らかく、穏やかな性格のキャラクターを演じることも多かったが、先述の作品ではその穏やかさの中に潜む狂気を見事に表現し、役者として飛躍した。漫画・アニメならではのデフォルメされたキャラクターをリアルに演じることができるのは、2.5次元出身俳優の強みではないだろうか。

佐野岳

 つい先日、主演した2.5次元ミュージカル『終わりのセラフ The Musical』の公演を終えたばかりの佐野岳。同作で佐野は、歌やダンスはもちろん殺陣にも挑戦した。2012年に俳優デビューして以来、翌年にはテレビ朝日系『仮面ライダー鎧武(ガイム)』で主演を果たし、その後も途切れることなくドラマや映画、舞台に出演、その身体能力の高さを活かした演技を披露している。昨年秋放送の『オールスター感謝祭』内で実施された『赤坂5丁目ミニマラソン』では優勝し、続く12月に放送された『最強スポーツ男子頂上決戦2015』でも勝利を果たした。2.5次元に並び、仮面ライダーや戦隊シリーズもまた、若手俳優の登竜門とされてきたが、こうした作品はアクションシーンが多く、フィジカルな演技を学ぶことができるのがその理由のひとつだろう。佐野が肉体派俳優としてさらに飛躍することを期待したい。

井上正大

 2008年に2.5次元ミュージカル『テニスの王子様』に出演し、俳優デビューした井上正大。以来、出演した舞台のほとんどで主演を務めている。また、今年1月から2月にかけて公演された『戦国BASARA4 皇』にも出演するなど、いまも2.5次元の一線で活躍中だ。また、デビュー翌年の2009年にはテレビ朝日系『仮面ライダーディケイド』の主演を務め、劇場版では桐山漣、菅田将暉らと共に主演するなど、仮面ライダー出身俳優の系譜にも連なっている。テコンドー経験を活かしたキレのあるアクションシーンは見事で、フジテレビ系バラエティ番組『VS嵐』にゲスト出演した際には“板割り”を披露。出演者たちの度肝を抜いた。今後、さらにドラマや映画での活躍が増えていくことは間違いないだろう。

     
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