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乃木坂46 橋本奈々未がアイドル界にもたらした“豊かさ” 16th選抜が持つ意味を読む

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 乃木坂46が10月17日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で、16thシングル『サヨナラの意味』の選抜メンバーを発表した。

 今回は15thシングル『裸足でSummer』の16人選抜から3人が増加し、19人選抜に変更。20日に『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で卒業と芸能界からの引退を発表した橋本奈々未が“最初で最後のセンター”を務めることとなった。さらに、高山一実が初めて1列目の位置に移動したほか、伊藤万理華と井上小百合が14thシングル以来、新内眞衣が12thシングル以来の選抜復帰を果たした。

 橋本の卒業にあたってのセンター抜擢や、人数を増加させた今回の選抜メンバーは、どのような意味を持つのだろうか。リアルサウンドで乃木坂46系の記事を多数執筆してきた『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』の著者・香月孝史氏はまず、今作の位置付けについてこう定義する。

「14thシングル『ハルジオンが咲く頃』は、中心メンバーだった深川麻衣さんを卒業タイミングで表題曲のセンターに起用するという試みを初めて行なった作品でした。今回もその系譜といってよいかもしれません。今年は深川さん卒業、齋藤飛鳥さん初センター、橋本さん卒業と、センターを起点にグループの転換期を告げるシングルが続いたことになります」

 また、同氏は、センターを務める橋本が「アイドルシーンの中でも特異な存在である」と解説する。

「以前に連載(http://realsound.jp/2016/04/post-7157.html)でも取り上げましたが、橋本さんは『ハルジオンが咲く頃』の特典DVDで『わりとずっと身近に卒業っていうものがあり続けながらきた』と語っていたように、グループから卒業することを“衝撃”として捉えない視点で発言してきた人です。それは、人生のうちのある短い期間に特別な注目が集まりがちなアイドルというジャンルにあって、アイドルになる前もアイドルをやめた後も変わらず人生は進行するし、どの時期も同じ尊さを持っているということをごく自然に意識させてくれる姿勢でした。そのようなフラットな視点を持った橋本さんが乃木坂46のフロントにいることで、ジャンル全体にある種の豊かさが生まれていたといえるでしょう」

      

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