>  > Irisが語る、旅の感想と楽曲のメッセージ

メジャーデビュー作『I love me / good bye』リリースインタビュー

『ネプ&イモトの世界番付』で話題のIrisが語る自身のルーツ、そして曲に込めたメッセージ

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 バラエティ番組『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』(日本テレビ)の人気コーナー「NIPPON優しさ旅」に出演し、“美少女ヒッチハイカー”として話題になっていたIrisが、4月27日にメジャーデビューシングル『I love me / good bye』をリリースする。彼女は現在、コーセー『雪肌粋』のイメージキャラクターに抜擢されているほか、東京ガールズコレクションにてモデルデビュー、ファッション誌『ViVi』(講談社)への出演など、ブレイクの兆しを見せる女性アーティストだ。今回リアルサウンドでは、そんなIrisにインタビューを行った。マレーシアで生まれた彼女が来日した理由や、旅を経て「まず自分を好きになることから始めよう!」という表題曲のメッセージ、さらには自身のルーツや今後の目標などについて、じっくりと語ってもらった。

「私、誰にもなりたくないんです」

――Irisさんはマレーシアで21歳まで育ったということですが、音楽はどのようなものを好んで聴いていましたか。

Iris:マレーシアは人種がたくさんいるので、音楽もいろんなジャンルが広がっていて。私はそのなかでマレーシアの音楽から海外の音楽まで、幅広く聴いていました。小さなころからとくに好きなアーティストは、テイラー・スウィフトとフェイ・ウォンです。

――楽器を始めたのは何歳ぐらいの頃でしょう?

Iris:高校を卒業して以降ですね。マレーシアの芸能事務所に入ったものの、当時はあまりお仕事もなく、時間があったから「じゃあ、曲を作ってみよう」と思うようになって。それで、ギターを始めました。普段から弾いているというわけではないですが、作曲をする時に主に弾いています。

――その時に作った曲は、どういったテイストのものが多かったですか。

Iris:自分の気持ちや、言いたいけど言えないこと、心の声を全部吐き出すつもりで書いたんです。どんなメッセージかに関しては……幸せなことや、楽しいことだったり、誰か嫌いな人に怒ったことだったり、いろいろありますよね(笑)。

――日本に来た理由は?

Iris:マカオで開催された『アジア・パシフィック・フィルム・フェスティバル』に出演して、歌を披露したことがきっかけですね。そこで今の事務所の方に出会って、「日本に来ない?」とお誘いいただきました。

――もともと日本に対してはどういう印象を抱いていましたか。

Iris:一度も行ったことはなかったけど、マレーシアで日本のドラマやバラエティ番組は放送していたので、文化や食べ物も含め、ずっと日本のことは好きでしたよ。グルメ番組などもよく観ていました。日本食大好きですからね!

――『ネプ&イモトの世界番付』では、旅の中で坂本九さんの「上を向いて歩こう」をカバーしていましたが、日本の音楽もテレビを通して知ったのでしょうか。

Iris :いえ、音楽はラジオで聴いて知りました。玉置浩二さんや浜崎あゆみさん、安室奈美恵さんなど、聴いていた音楽も様々です。「上を向いて歩こう」は、もともと英語版の「sukiyaki」を、たぶんラジオで聴いたと思います。パパが知っていたので私も知りました。日本語の歌詞も理解はしていましたが旅を通じて日本語が上達して、より歌詞の意味が分かってもっと大好きになりました。

――日本に来て一番驚いたことや、勉強になったところは?

Iris :驚いたところは、食べ物がなんでも美味しいところと、みなさんが優しいところ。マレーシアではホームステイなんて、勇気のある人じゃないとできません。そんななかで皆さん優しく接してくださったし、日本人には人を信じる勇気があると感じました。私もその優しさをもらったぶん、誰かに優しくしなければと思います。

――アーティストとして目標にしている人はいますか。

Iris:私、誰にもなりたくないんです。飾らない自分のままでありたいし、やりたいことをやっちゃおうと思える、アクティブな人として活躍したい。だからやってみたいことはたくさんあって。まずはツアーをやって、みんなの前で歌いたいし、『紅白歌合戦』にだって出演したいです!

――大きな目標が出てきましたね。ちなみにIrisさんにとって『紅白』はどういう番組に映るのでしょうか。

Iris:家族で一緒に観る、トラディショナルですごく暖かい番組……ですかね。あと、今のポップソングも歌われている番組。

――なるほど、ありがとうございます。また、Irisさんは『世界番付』と並行して、2015年には『ミスiD2016』にもエントリーし、見事「ミスiD2016」を受賞しています。こちらのコンテストはIrisさんにとって、どんな印象を残しましたか。

Iris:とても楽しかったのですが、同時に、初めてみんなの前でギターの弾き語りをしたのが『ミスiD』だったので、すごく緊張しました。スタッフさんが私をリラックスさせようとして、ハイタッチの手を差し出してくれたのですが、あまりに緊張しすぎてその手に向かってシャドーボクシングをしてしまったくらい(笑)。

――『世界番付』で接した人たちは、町に住む地域の方々でしたが、『ミスiD』のほうは、同世代の女性だったわけですよね。日本の芸能に近い女の子たちを間近で見て、どう感じたのか気になります。

Iris:まずはすごくオシャレだと思いました。マレーシアだったら、この年代だとあまり着飾ることもないですから。日本の女の子は、みんなメイクをしっかりやって、髪を整えて、オシャレな服を着て、すごく可愛かった。といっても、緊張してあまり共演者の方とは話せなかったのですが。

――今回リリースする両A面シングルの1表題曲「I love me」には「tell me」(同シングル4曲目収録)という原型があったそうですね。「tell me」はどのくらいの時期に作ったのか教えてください。

Iris:2015年の3月から4月にかけてですね。こちらは旅でホームステイ先の素晴らしい人たちと出会えた奇跡について、その気持ちを歌にしました。原曲は英語だったのですが、旅で感じた気持ちをノートに英語でメモをしてました。そのメモを番組スタッフさんに送ってもらい、日本の作家さんにも協力いただいて、日本語詞にしてもらったのが「tell me」です。「I love me」は、旅を振り返ってみて新たにに伝えたい気持ちが生まれたので「tell me」から歌詞を変更しました。こちらも作家さんに協力いただきました。

――「I love me」にはどんなメッセージを込めたのでしょう。

Iris:この旅で生まれた気持ちが込められています。旅で出会った人たちが本当に優しかったので「なんでこの人たちはこんなに人に優しくできるんだろう?」と考えて、たぶん自分を愛することができているから、人にも優しくできるんじゃないかと思いました。この旅はお金を持たない旅でしたが、旅を続けていくうちに「お金がないことが貧乏ではなく、夢がないことが貧乏」だと思って。旅をしてる時に「アイリスは何でこんな事してるの?」って聞かれて、私は「私の夢のためです」と答えました。ときには「大変じゃない?」とも聞かれましたが、大変だったけど楽しかったし、夢に向かって歩いてるんです。でも、世の中には夢を持てない人もたくさんいると思いますし、実際私もそうでしたが、私の世界は、自分を好きになる事で変わっていきました。同じ世界、同じ景色が違って見えてきましたし、それまで恥ずかしくて言えなかった夢も、私の夢として口に出して、アクション出来るようになりました。それからのことも簡単ではありませんでしたが、今は日本にいて、夢に向かってチャレンジしています。きっと自分を好きになることって、すごく大変だと思います。自分を信じるってことですから。それでも、なりたい自分になる為に努力をしましたし、それがキーポイントだったと思います。だからこそ、旅を終わって振り返ってみたときに、私のキーポイントになった「I love me」をメッセージにしたいと思い、曲を作りました。

      

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