Hey! Say! JUMP “伊野尾革命”は続くーー映画初出演&主演で積極的なイケメンに挑戦?

 Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、映画『ピーチガール』で映画初出演にして初主演を務めることがわかった。原作は「別冊フレンド」で1997年から2004年まで連載していた上田美和氏による人気漫画。ギャル風な見た目ながらも人一倍純粋な心を持つ女子高生・もも(山本美月)の周囲で起こる、複雑な恋愛模様を描いた学園ラブストーリーだ。伊野尾は、そんなももに興味を抱く学校一のモテ男・カイリ役を演じる。

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(C)タナカケンイチ

 2016年に入り、『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)などバラエティ番組へのレギュラー出演も決まっており、ソロ活動でも波に乗る伊野尾の活躍ぶりは、まさに“革命”である。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。

「これまでのジャニーズでは、先輩が出演する作品に後輩が一緒に出演するということが多くありましたが、今回のようにいきなり単独で主演を務めるということは本当に革命的な出来事で、『来てるな』と思います。昨年から“伊野尾革命”という言葉がファンの間で囁かれてきましたが、V6の岡田准一さん、嵐の松本潤さんが彼を気に入り、テレビ番組やコンサートで名前を挙げていなければ、ここまで発展しなかったのではと感じます。松本さんにいじられてタメ語で返す距離の詰めかた、ついいじりたくなるような愛されキャラが多くの先輩を魅了し、タッキー&翼の滝沢秀明さん、KAT-TUNの亀梨和也さん、関ジャニ∞の大倉忠義さんなども彼をお気に入りの後輩として挙げています」

 伊野尾の個性が見出され、現在の活躍に辿りつくまでには、グループ結成からしばらく不遇の時代もあったと佐藤氏は続ける。

「伊野尾さんは人気ジャニーズJr.としてHey! Say! JUMPに選抜されたメンバーのひとり。しかし、グループ内でのポジションをうまく築けない時期が続きました。同じ選抜組の中島裕翔さんのように長身を活かせるわけでもなければ、知念侑李さんのような小さくて可愛いキャラクターでもない。仕事より学業を優先した時期もあり、他のメンバーに比べるとやや出遅れ感がありました。結果的にインテリキャラであることもこの“伊野尾革命”の要因のひとつではあるので、これまでの努力が実を結んだといえるでしょう」

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