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Mr.Childrenの対バンツアーに期待すること 枯れることのない“未完の大器”はどこに向かう?

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 Mr.Childrenが、11月9日のZepp Fukuoka公演を皮切りとした2マン形式でのZepp TOURを発表した。発表された日程、対バン相手は以下の通りだ。

11月9日(月)Zepp Fukuoka 対バン:HEATWAVE
11月11日(水)Zepp Nagoya 対バン:くるり
11月16日(月)Zepp Namba 対バン:エレファントカシマシ
11月19日(木)Zepp Sapporo 対バン:小谷美紗子
11月26日(木)Zepp Divercity Tokyo 対バン:ASIAN KUNG-FU GENERATION

 このニュースはSNSを中心に大きな反響を呼んだ。話題の中心は“ミスチルが対バンをすること”や“Zepp規模という会場キャパシティの狭さ”、“9月に終演した『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』からのインターバルの短さ”についてであった。

 ミスチルが対バンを行うということは、“国民的バンド”と呼ばれるバンドのイメージからは想像しにくい面があるかもしれない。しかし、2006年にミスチルは先輩バンドであるthe pillowsと『Mr.Children & the pillows new big bang tour ~ This is Hybrid Innocent ~』を全国のZepp会場で行っている。以前から両バンドは親交が深く、同ツアーは、Mr.Children側が提案し、the pillowsのメンバーが快諾したことで実現したもの。先にステージに登場したthe pillowsは、代表曲の「Funny Bunny」「ハイブリッド レインボウ」などを披露し、中盤ではミスチルの「つよがり」をカバーしている。一方、ミスチルは代表曲「Tomorrow never knows」やライブではあまり披露されない「Prism」「ロードムービー」などを披露しながら、途中ではthe pillowsの「ストレンジカメレオン」を演奏した。「ストレンジカメレオン」は、2004年にリリースされたthe pillowsのトリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』に収録されているカバー曲だ。また、アンコールではミスチルの「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」にthe pillowsの山中さわおと真鍋吉明が参加しコラボレーションするという場面もあった。the pillowsは同ツアーをきっかけに、2007年にリリースするシングル『スケアクロウ』に「つよがり」を収録し、桜井がBank Band、Mr.Childrenとしてホスト役を務める『ap benk fes’08』『ap bank fes’11』にBand Actとして出演した。

 今回発表した対バン相手であるくるりは『ap bank fes’06』に、エレファントカシマシは「ap bank fes’10」にそれぞれ出演している。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文は、2013年5月に『Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour』のライブに足を運んだことをTwitterで明かしており、ミスチルとの2マンライブ発表後には「俺、あれよ、『Kind of Love』世代よ」とミスチルが1992年にリリースした2ndアルバム『Kind of Love』の世代であることをコメントしている。

 2マンライブ初日の対バン相手であるHEATWAVEの山口洋は自身のブログで「ミスター・チルドレンとライヴをやらせてもらうことになった。オレはずっと彼らをリスペクトしてきたけど、今回、メンバーから手紙をもらったんだ。一緒にやりたいって。嬉しかったよ。ミュージシャンである前に人として素晴らしいんだよ。何というか、ほんとうこころが動かされた。がんばって、チケット、ゲットしてくれ」と対バンを懇願された経緯を語っている。他のアーティストに対しても、同じ誠意を示したのだろう。桜井はBank Bandの3rdアルバム『沿志奏逢3』でHEATWAVEの「明日のために靴を磨こう」をカバーしていたりもする。HEATWAVEは『ap bank fes』の出演歴はなく、念願叶っての対バン、共演と言えるだろう。the pillowsの対バンの際に、お互いの曲をカバーし合ったように、今回のツアーでもアジカンがミスチルの『Kind of Love』からカバーを披露し、ミスチルがアジカンの曲を歌唱するなんてことが起こるかもしれない。

      

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