Hey! Say! JUMP、模索の末に“開花”へ 4thアルバムで見せたチームの結束力を読む
Hey!Say!JUMPの通算4枚目となるニューアルバム『JUMPing CAR』が、勢いに乗っている。売上数は発売1週目で自己最高記録となる17.7万枚をマーク、オリコンアルバム週間チャートで1位に輝いた。
さらに、米国でトップクラスの権威がある音楽チャート・Billboard(ビルボード)の日本公式サイト『Billboard JAPAN』でも、Hotアルバムチャートで1位を獲得。売上数のみならず、エアプレイやダウンロード数などが加味された複合チャートということもあり「単純にファンがたくさん買った」という以上に、注目が集まっている証といえるだろう。
今作の特徴は、まず新曲の多さだ。初回盤1には、バーモントカレーのCMソングにもなっている『キラキラ光れ』や『DISCO JOCKEY!!!』など、今のJUMPを象徴するような明るくノリのいいナンバーが収録されている。
さらに、初回版2には、9人という人数の多さをフルに活かした楽曲が満載だ。前作の特典DVDで3組に分かれて、クイズ対決をした結果、優勝した有岡大貴、八乙女光、薮 宏太チームがMVの制作権利も獲得している。3人が歌う「UNION」は、アイドルソングとは一線を画すハードなサウンド。有岡がDJ、八乙女がベース、薮がボーカルを担当し、MVも近未来なライティングが印象的。音楽好きな3人ならではの作品に触れる楽しみがある。