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ニューアルバム『夕溜まりのしおり』インタビュー

動画再生数は7000万回以上! そらるが語る、ネット発音楽のパワーと魅力

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 ニコニコ動画を中心に、絶大な人気を誇るボーカリスト・そらる。伸びやかでときに切なく、ときにクールに響く歌声が多くのファンの心をつかみ、現在までの投稿した動画の総再生数は7000万回を超えている。そんな彼が4月22日、自身初となる全曲新曲のオリジナルアルバム『夕溜まりのしおり』をリリース。アルバムに込めた思いとともに、音楽を始めた経緯から、ネット発の音楽シーンが持つ魅力まで、語り尽くしてもらった。

「(ニコニコ動画は)個人の思いをハンドメイドで作品にして、多くの人と共有することができる」

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――ネット発のシンガーとしてすでに人気を獲得しているそらるさんですが、当サイトでは初登場ということで、まずはこれまでの音楽歴から聞かせてください。

そらる:中学生くらいまではほとんど音楽を聴かなかったのですが、父のギターを借りて弾くようになり、高校で友だちとバンドを組んで遊びはじめたんです。そんななかで、ニコニコ動画でボーカロイドや「歌ってみた」という文化があると知って、よく聴くようになって。

――当時は、どんな楽曲を聴いていましたか?

そらる:「メルト」(ryo/07年12月)や「歌に形はないけれど」(doriko/ 08年1月)はよく聴いていましたね。それまで音楽というのはプロの人が大勢かかわってできるものだと思っていたのですが、個人の思いをハンドメイドで作品にして、多くの人と共有することができるんだと知って。それで、自分もやってみたいと思ったんです。

――12年にリリースされたソロアルバム『そらあい』も話題になりましたが、そらるさんの歌はそれ以前から大きな注目を集めていました。

そらる:とてもありがたいことなのですが、動画投稿は遊びでしかなかったので、ただ続けていたら徐々に広がっていった…というのが正直なところです。楽曲は基本的に好きなものを歌っていますが、爆発的に流行する曲をみんなで歌って、お祭りみたいになる文化は楽しいですね。

――さて、初の全曲新曲となるオリジナルアルバム『夕溜まりのしおり』ですが、ナノウ、れをる/ギガP、まふまふ、Neruなど、ニコ動で音楽を聴いていれば誰もが知るクリエイター陣がラインナップされています。そらるさんの書き下ろし曲も含め、バリエーションに富んだ一枚になりましたね。

そらる:そうですね。これまで歌ってきた曲と同じように、かかわりのあるクリエイターの中で好きな人を選ばせていただきました。もともとその人が自由に作った曲を聴いて惹かれたわけなので、楽曲について細かいリクエストは出していません。アルバムのバランスを見て、「この人にはこんな曲を書いてもらえたらいいな」というくらいで、あとは自由にやってくださいと。

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