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嵐・相葉雅紀はどんな音楽的挑戦をしてきた? バリエーション豊かなソロ曲を振り返る

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松下博夫
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初の月9ドラマ主演が決まった相葉雅紀。

 嵐の相葉雅紀が今年4月から放送される月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ)で初主演をすることが決定し、話題となっている。同ドラマは、『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』などのヒット作を生み出した直木賞作家・池井戸潤の原作をもとに描かれた作品で、相葉は女優の有村架純の兄役として出演。相葉演じる倉田健太の一家が、家族を狙うストーカーが誰なのかを探る、サスペンスタッチのホームドラマだ。

 これまで嵐は、メンバーがドラマの主演に決まると、そのメンバーをセンターにした主題歌をリリースしてきたため、新曲にも期待が高まるところだ。そこで今回は、これまでの相葉のソロ曲を振り返り、その音楽的傾向を探ってみたい。

 嵐のメンバーのソロ曲がアルバムに収録されるようになったのは、2005年8月にリリースされた5thオリジナルアルバムの『One』から。同アルバムで相葉は「いつかのSummer」というレゲエのテイストを盛り込んだポップスに挑戦。バックビートとホーンセクションで夏のムードを漂わせた楽曲に合わせ、〈平凡でも幸せ感じるサマー〉と歌う相葉の声には、彼らしいマイペースなキャラクターが滲み出ていて微笑ましい。

 続く『ARASHIC』(2006年)には、ソロ曲ではないが相葉がメインとなる「Secret Eyes」という楽曲が収録されている。こちらもホーンセクションが際立ったブラック・ミュージックテイストの楽曲だが、「いつかのSummer」よりもアーバンな“夜の雰囲気”が漂っていて、昨今リバイバルしている80年代シティ・ポップスのような趣きだ。しかし歌詞では〈カラオケの順番/待つ仲間たち/キミと二人で見つめ合う〉と、等身大の若者らしい情景が歌われていて、やはり親しみやすさを感じる。

 2007年の『Time』、2008年の『Dream “A” live』では、メンバーのソロ曲を収録したディスクが初回限定盤の付録となっているのだが、それぞれに収録された「Friendship」と「Hello Goodbye」は、これまでのソロ曲よりも優しいメロディと、リスナーに語りかけるようなメッセージ性の高い歌詞が特徴的。相葉の素朴な歌声と温かい歌詞が、切なさを感じさせる美メロと相俟って、どこか郷愁を感じさせる良曲たちだ。

 大きく路線を変更したのは、『僕の見ている風景』(2010年)に収録された「Magical Song 」。トランシーなシンセサウンドで幕を開ける同曲は、ミステリアスなメロディラインが印象的なダンス・チューンで、歌詞でも〈あがるビート/まわし続けて/飾るピーポー/刺激求めて〉と、挑発的な言葉を放っている。相葉の新境地を感じさせる楽曲といえよう。

     
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