>  >  > 自画撮りグラドル、倉持由香の革新性

岡島紳士のアイドル最新マッピング 第1回 倉持由香

TMR西川貴教も賛同! グラドル自画撮り部部長・倉持由香が「グラドル界」を革新する

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 グラビアアイドルたちが自主的に鏡越しの自画撮り画像をアップするTwitterのハッシュタグ「#グラドル自画撮り部」。芸能プロ・GPR所属のグラビアアイドル兼女優・倉持由香が今年1月にこのタグを作ると、瞬く間に人気に火がつき、専用Twitterアカウントのフォロワー数は現在約1万3000人まで増加。部長を倉持、副部長を同事務所の吉田早希、書記をプロダクションノータイトルの塚本舞がつとめ、さらに佐山彩香、浜田翔子、今野杏南、岸明日香、櫻井りか、山中知恵、青山ひかるなど、事務所の壁を乗り越えて名だたるグラドルたちが次々と参加。そして何故かT.M.Revolutionの西川貴教が自ら入部を求めるも、男性であることから部員ではなく「タキシード仮面」のポジションに就任するなど、グラドルの枠すら超える大きなムーブメントとなっている。

 また、非公式ながら専用のまとめサイト「#グラドル自画撮り部 の部室」が作成され、つい先日100万PVを突破したと発表された。さらに多数の国内ネットニュースメディアに取り上げられ、中国や台湾など、海外メディアまでがこの盛り上がりについて報じている。ネットだけでなく、『FRIDAY』(講談社)や『週刊プレイボーイ』(集英社)に特集記事が組まれるなど、その勢いは止まることを知らない。この流れに乗り、「#地下ドル自画撮り部」「#AV女優自画撮り部」「#レスラー自画撮り部「#生主自画撮り部」といった亜流タグまで発生している。

痴漢撃退、山ごもり…「炎上アイドル」から「尻職人」へ

 倉持がグラドルとして最初に注目を集めたのは、日本テレビのイメージガールを決めるプロジェクト「日テレジェニック2013」にエントリーしたことからだろう。日テレジェニックは、過去に加藤あい、酒井若菜、紗栄子、佐藤江梨子、眞鍋かをり、小倉優子らを輩出した、有名女性タレントの登竜門的企画。彼女はそのグランプリを争う深夜のバラエティ番組『アイドルの穴 ~日テレジェニックを探せ!~』に候補生として出演していた。番組内では、チャームポイントである大きなヒップを画面に向かって突き出し、「私のお尻に入れて下さい」と発言。「自分に票を入れて(投じて)欲しい」という意味だったが、この過激なアピールが話題を呼んだ。また、平行してネット上で「尻職人」を名乗り、水着姿などでの自身のヒップ(現在100cm!)を強調した画像を大量に日々アップし続ける、というセルフプロモーションを展開。そうした努力が実を結び、同企画では「準日テレジェニック ベスト巨尻賞」を受賞、その知名度を大きく上昇させた。

 実は倉持の芸歴は12歳から始まっており、下積みは長い。2008年には電車内で痴漢に遭うも空手で撃退したとして、新聞や『笑っていいとも!』などのテレビ番組に出演している。また、同時期にはネットのインタビューで「自分はジャンヌ・ダルクの生まれ変わり」「子供の頃は裸の女の子が陵辱されるイラストばかり描いていた」「自分は天使ミサエルと悪魔のカサエルという存在の集合体」「強くなりたくて秩父の山奥に山篭り。拳を岩に叩き付けたり、手足に重りをつけて生活した」といった内容の発言をしたり、ブログで「アスペルガー症候群」を告白したりと、いわゆる"炎上アイドル"としての側面が強かった。当時、同じ事務所には同じくネットでの炎上騒動が頻発していた杏野はるなが所属していたことも、そのイメージを強調する一因となっていた。しかしこれらの経歴は決してマイナスなことではない。その頃の経験があるからこそ、今になって自画撮り部のような、ファン目線からの効果的なプロモーションを考えつくことができるのではないだろうか。昨年、エロ画像を転載しまとめている有名個人ブログ「お宝エログ幕府」にて自身の画像がまとめられた記事が上がったことに対し、恐らく無断転載であろうにも関わらず「エログ幕府さんありがとおおおおおー!!!」というツイートを見た時の衝撃が、筆者は忘れられない。エログに感謝するアイドル…!「エログ幕府さん、エロチカさん、みんくちゃんねるさんはいつもチェックしてます(・∀・)w」と、ハードなネットジャンキーであることを告白するツイートまで行い、親近感を覚えずにはいられなかった。

     
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