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「ライブの熱狂」を生む音楽的条件とは? BOOM BOOM SATELLITES×Fear, and Loathing in Las Vegas対談

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宇野維正
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左、BOOM BOOM SATELLITES。右、Fear, and Loathing in Las Vegas。

 バンドサウンドとエレクトロニクスを融合させた日本における先駆者であり、今なお先鋭的な活動を続けるBOOM BOOM SATELLITES。そして、デジタルを駆使した新世代のラウドロックバンドとして名を馳せ、BOOM BOOM SATELLITESによるリミックスも収録した新作『Rave-up Tonight』がオリコンSGチャート3位という快挙を成し遂げたFear, and Loathing in Las Vegas。昨年末には共演も果たした”ライブの強者”2組の対談がここに実現した。両者の出会いからライブに向かう姿勢、さらにはそれぞれの音楽性をめぐるディープな考察まで話は及んだ。聞き手は音楽ジャーナリストの宇野維正氏。(編集部)

——Fear,and Loathing in Las Vegasの最新作『Rave-up Tonight』には、石野卓球さん、ヒャダインさんと並んでBOOM BOOM SATELLITESのリミックスが収録されています。これまで対バンも2回していて、特にSoさんは、BOOM BOOM SATELLITESの作品に強い感銘を受けてきたと先日もツイートされてましたよね。

So (FALILV、Clean Vo):テニス部の先輩に連れられて映画館に『APPLESEED』を観に行って、そこでBOOM BOOM SATELLITESの音楽に初めて出会ったんですけど、その時の衝撃がすごく大きかったんです。電子音とロックがあれだけガッツリと融合した音楽を聴いたのはその時が初めてだったんで、家に帰ってすぐにいろいろ調べて、そこからBOOM BOOM SATELLIITESの音楽を熱心に聴くようになりました。

中野雅之(BBS、Bass&Prog.):それ、何歳の頃?

So:中2ですね。

中野:そっか(笑)。

Tomonori(FALILV、Drums):初めてライブを観たのは、一昨年に一緒にやらせていただいた時だったんですけど、その完成度の高さには驚かされましたね。経験値も、音楽を突き詰めていくそのスタンスも、自分たちとは全然違って、とても刺激になりました。

Sxun (FALILV、Guitar):昔から雲の上の存在のようなバンドだったので、対バンをしていただいたり、自分たちの音源をリミックスしていただいたり、こうして一緒に話をしているのも不思議な気持ちです。

中野:でも、きっと僕たちもべガスの皆さんが僕たちの音楽に感じたのと同じか、もしかしたらそれ以上に、衝撃を覚えたし、刺激を受けていると思いますよ。これまで聴いたことがない音楽だったし、ざっくり言うと、やっぱり世代の違いを感じますね。ラウドロックと、アニソンやゲームミュージックやボーカロイドやオートチューンが分け隔てなく同じテーブルにのっていて、そこに音楽的な偏向がないっていう。そこは僕らの世代と決定的に違うし、ここには新しい価値観があると思う。かなり初期の、まだ音の作りが荒い作品の頃から「このバンド、ひょっとしたら化けるんじゃないか」と思ってたら、案の定という感じですね(笑)。今の音楽シーンの中でも、なかなかショッキングな存在だと思いますよ。

So、Tomonori、Sxun:(笑)。

川島道行(BBS、Guitar&Vo.):最初に音源を聴いた時に、これをライブでどうやって表現するんだろうって思ってたら、ものすごく直情的な熱量と勢いでもってそれを表現していて驚かされましたね。バンドにエレクトロニクスを導入して、それをフィジカルなものとして表現するっていうのは、自分たちもずっと取り組んできて、そこで手に入れてきたメソッドもありますけど、それを想像もしてなかった方法でやっていて。すごく刺激になったし、「負けてられないな」って思いましたね。

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