“演者本人”のゲーム実況が活況に? 『仁王3』本郷奏多や『SILENT HILL f』加藤小夏に見る新トレンド

 コーエーテクモゲームスのTeam Ninjaが手がけるアクションRPG『仁王3』が、発売前から配信界隈で存在感を放っている。『仁王3』は、高難度なダーク戦国アクションRPG『仁王』シリーズの最新作で、PS5およびPC向けに2026年2月6日発売。緊張感のある戦闘や緻密なアクション性はそのままに、本作ではシリーズ初となるオープンフィールドを採用しており、探索の自由度が大きく向上していることが特徴だ。

 戦闘面では「サムライ」と「ニンジャ」という2つの戦闘スタイルを切り替えながら戦うシステムが導入されており、立ち回りやプレイ方針の違いを見せやすい構造になっている。また、最大3人でのオンライン協力プレイにも対応しており、マルチプレイ配信や視聴者参加型企画にも注目が集まることだろう。

 本作は、2026年1月29日より体験版の配信がスタート。セーブデータを製品版へ引き継げる仕様になっていることや話題作ということもあり、さまざまな実況者たちがプレイしてる。直近の実況として特に話題に上がっているのが、本作の主人公の弟・徳川国松を演じた本郷奏多の先行プレイだ。配信上では、自身がゲームに登場すると「すっげぇ、自分が動いてんだけど!」と感動の声を上げている。最初は戦闘システムに苦戦する様子も見せていたが、芸能界きってのゲーマーである本郷はスタミナやカウンターなどの仕組みを素早く理解してゲームを攻略していた。

出演者本人がやる「仁王3」【#01】

 また、ゲーム序盤では主人公を操作しながら本郷演じる徳川国松と戦闘するシーンも。国松にダメージが入った際のボイスについて「こういうのもいろんなパターン撮るのよ」と撮影の裏話を語りながら戦いを繰り広げていた。コメント欄では「本物と国松さんと2人いて交互に見て感動。」「やばい、色々カオスで超面白いwww」などの反応が寄せられており、これからの本人実況シリーズにも注目が集まっている。

 「演じた本人が実況を行う」という企画の火付け役になった俳優といえば『SILENT HILL f』の主人公役である加藤小夏が挙げられるだろう。加藤は、ゲーム自体ほぼ未経験の状態で『SILENT HILL f』をプレイ。徐々にゲームに慣れていく様子やホラーゲーム特有の演出に思わず強い言葉が出てしまう姿などが話題を呼んだ。本郷と同じく撮影についての裏話を語るシーンもあり、もともと彼女を応援しているファンだけでなく、ゲームシリーズのファンにとっても嬉しい内容となっている。

SILENT HILL f #1 加藤小夏

 作品に出演した俳優本人がそのゲームを実際にプレイする実況企画は、今後さらにトレンドになっていく可能性が高い。キャラクターを演じた本人だからこそ語れる視点があるため、視聴者にとってはゲームや物語に対する解像度が上がることが魅力だ。また、俳優本人であってもゲームとしては初見であるケースが多く、難易度の高さに苦戦する様子や演じたキャラの登場に驚く姿など、新鮮なリアクションも見られる。テレビ番組やドラマとのギャップにハマる視聴者も多く、話題性がかなり高い。本郷の『仁王3』の実況はもちろんのこと、今後も行われるであろう他の声優・俳優たちの本人ゲームプレイにも注目していきたい。

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