所ジョージ「世田谷ベース」にAKIRAの“あのバイク”を作った男が登場 モンキー125のカスタムに視聴者大注目

 「世田谷ベース」の総務担当・雄一郎さんが9月21日、公式YouTubeチャンネル「SETAGAYA BASE ユーチャンネル」に、ホンダ「モンキー125」のカスタムを行う動画を公開した。

 同チャンネルは、所ジョージの事務所兼秘密基地「世田谷ベース」の総務担当・雄一郎さんが2017年2月より運営し、主にバイクや車に関する動画をアップしているYouTubeチャンネルで、登録者数は19.4万人を数える。

 雄一郎さんは、「モンキー125」を平らな未舗装のコースを高速で周回するモータースポーツ競技「フラットトラックレース」仕様にカスタムするべく、「幻のバイク屋」にカスタムを依頼した。「幻のバイク屋」とは、山口県周南市のバイクショップ「CAT`S FACTORY」。2003年まではハーレー・ダビッドソンなどの大型バイクをカスタムするショップ「MOTO DREAM」として運営した同店舗は、フロントフォークを持たないデザインのハーレーをバイク雑誌で発表するなど、斬新なカスタムで名を馳せていた。現在「CAT`S FACTORY」と名前を変えてからは、ミニバイクを中心にカスタムパーツの製作を行っているという。そんな幻のバイク屋と雄一郎さんは直接交渉し、「モンキー125」のカスタムを依頼することになった。

 「【AKIRA】このバイクを作った人がモンキーを作る」と題した動画では、「CAT`S FACTORY」の店長と思われる人物が25年前に手掛けたという「ハーレー・ダビッドソン 1979 XLH」をベース車両とした漫画『AKIRA』の主人公・金田正太郎が運転する“金田バイク”風の真っ赤なカスタムバイクの写真を公開。雄一郎さんは店長を「オールタイムレジェンド」と称し、「僕もイメージがあるので。このオールタイムレジェンドといずれ戦う時が来るでしょう」「同じ人間じゃないので。家族でも意見がぶつかる時がある。だから絶対に意見がぶつかる。そう思っています」と話した。

 さらに動画では「モンキー125」のカスタム風景が紹介された。まずはホイールを12インチから14インチするためにサスペンションを変更するなどしてからリアホイールを装着。さらには、旋盤を用いて角度調整したエアフィルターを取付けたマフラーを車体に組み込み、店長は「これなら膝にも邪魔にならないし、タンクの下に綺麗に入ります」と語った。

 こうした職人技により着々と改造が進む「モンキー125」。いったい、どのようなフラットトラックレース仕様のマシンに仕上がるのか。引き続き、注目していきたい。

【AKIRA】このバイクを作った人がモンキーを作る

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