海外でも大人気の「レトロ自販機」、仕組みはどうなっている? 裏側に密着した動画に世界中から称賛の声
9月9日に、YouTube「スゴウマジャパン」チャンネルが最新の動画を公開。レトロ自販機テーマパークの裏側に密着する様子を伝えた。
スゴウマジャパンは、日本の魅力を伝えるために活動しているYouTuber。1日300個を売り上げるおにぎり店や現役女子大生が店長を務めるデカ盛り中華店など、飲食店に密着する動画を投稿しており、海外からのコメントも多く寄せられている。特に現役女子大生の中華店は1,000万回以上再生されており、世界中から注目を集めていた。
今回の動画では、100台以上の自販機が並ぶ「中古タイヤ市場 相模原店 レトロ自販機コーナー」を訪れて、その裏側に密着。前半ではカレーライスの自販機を使用していた。オーナーである斉藤さんに自販機を開けてもらい中を見てみると、レトルトのカレーパウチを自動で開けて、ご飯にかける仕組みになっている。
斉藤さんに「ああいう挙動をするのは結構珍しい機械なんですか?」と質問したところ「(これ以外は)ないと思いますね」と回答。40年以上前の機械でボロボロの状態だったが、なんとか直して稼働できるようになったようだ。
続けて、うどん・そばの自販機の裏側を調査。こちらはスタッフが事前に麺や冷凍の具材を器にのせて、自販機にセットしている。お金を入れると器にお湯を注ぎ、勢いよく回して遠心力で湯切りをする仕組みだ。あとから出汁を入れることもあり、味は普通のうどんと変わらないという。
後半では『日清 カップヌードル』の初期型の自販機やハンバーガー、トーストサンドなどの自販機も使用していた。どれも商品のクオリティが高く、出来立ての味を楽しんでいる。
海外から来た人にインタビューしてみると、特に驚いたのはラーメンの自販機とのこと。「ただ温かいインスタント麺というだけでなく、見た目もすごく美味しそうで、味も美味しいです」と感想を話している。
動画のコメント欄でも、海外から「この場所に関するビデオはたくさん見たことがあるが、実際に内部やその仕組みを見たのは初めてだ」「フランスにはそれがなくて残念だ」「圧倒的に素晴らしい!」などの反応が寄せられていた。
世界中の旅行者からも注目を集めているレトロ自販機だが、料理のクオリティだけを求めるのであれば、レストランやコンビニでも問題はないだろう。昭和時代を感じさせるポップなデザインやどこか懐かしい味など、レトロ自販機ならではの魅力は多い。また、日本人にとって食べ物の自販機はある程度馴染みがあるが、海外の人からすると、お金を入れてから何が出てくるのか分からない非日常感も魅力的に映るのかもしれない。どのように自販機が稼働しているのか気になる人は、裏側を知るために動画をチェックしてみてはいかがだろうか。






















