引退した救急車を買ってキャンピングカーにカスタム! 20代夫婦YouTuberのチャレンジが話題
引退した救急車をキャンピングカー仕様にカスタムする20代夫婦のYouTube動画が人気を集めている。
話題のYouTubeチャンネルは、アウトドア好きの20代夫婦が運営する「わかまる」。2023年3月24日より始動し、動画投稿本数は49本。約2年半活動していることを踏まえると、決して更新頻度は高くない。そのためか、登録者数は8300人で1万人未満、総再生回数は83万1906回で100万回に達しておらず、YouTubeチャンネルとしては「これからのチャンネル」と言っていいだろう。
しかし、8月13日に投稿された「【驚愕】まさかの車を購入!? 20代夫婦が救急車を買った理由。」と題した動画は再生回数13万7000回。数千再生から多くて1~2万再生だったチャンネルのアベレージを大きく上回る数字を叩き出している(※動画投稿本数、登録者数、再生回数は2025年8月22日時点)。
内容は中古の救急車を納車するというもの。「わかまる」の2人はもともと「トヨタ・ハイエース」で車中泊旅をしており、その中で「もうちょっと大きい車が欲しい」と思うようになったそう。そこで目を付けたのが、ボディサイズの大きいハイエースをベースとする救急車。これをキャンピングカー仕様に改造したいと発想し、購入に至ったのだという。
購入先は、消防車やトラックなども取り扱う特殊な中古車販売店で、実際に手に入れた車両は「ハイエース スーパーハイルーフ」をベース車両とした救急車。サイズは全長564cm(ステップ含む)×幅189cm×全高254cmで、ハイエース最大のボディサイズを誇る「スーパーロング」よりも25cm高い。ハイエース2型で年式は10年以上前、走行距離が16万kmと年季はかなり入っているが、「きちんと整備されていたのでガンガン走れそう」と、「わかまる」は評価した。
8月16日に公開した「【始動】ついに内装を解体!救急車キャンピングカー計画の第一歩。」と題した動画では解体作業の模様を紹介。はじめに防振ベッドを取り外すと、その下には点滴の針に装着するキャップと思われるものが転がっており、”現役”だった頃の名残を感じさせる。そこからシートや患者灯、洗面台、換気扇、床材なども撤去。さらに、運転席のシートや収納スペースのボルトをネジを緩めて運び出すなどして、スケルトンの状態に。もともと広かった車内は、救急車用の設備がなくなったことでより広大なスペースと化していた。果たしてここにどんな居住スペースを構築していくのか。「わかまる」の動画から目が離せない。






















