中学生にシメられてるゲーセンがあるらしい、と思いきや……『格ゲーキャスト powered by Elgato』Ep.3収録レポート

アール&なるおのアフタートーク――ゲーセン世代の“あるある”エピソードが炸裂!
――本日も収録お疲れさまでした。前回、前々回のコメント欄が大盛況となっており、やはりおふたりの“声”が大変好評だったようです。「アールさんはもちろん、なるおさんも声が良くて聞き取りやすい」「声がマジで素敵」といったコメントが届いていました。
なるお:聞き取りやすいのであれば、よかったです(笑)。あらたまってそんなことを言われる機会がないから、うれしいですね。
アール:なるおは、よく雑談配信を長時間しているじゃないですか。それを視聴していて、「耳触りがいい声だな」とは僕も思っていたんです。
対して僕は実況としてしゃべっているイメージが強いと思うので、なるおの声と自分の声が合わさったときにラジオ的に聞きにくくなってしまわないかなと不安だったので、そういったコメントをいただけてホッとしています(笑)。
――なるおさんに対しては、ワードチョイスや口調の使い分けが絶妙だといったニュアンスのコメントも届いていました。
なるお:そうですかね!? 自分じゃわからないですけど(笑)。
アール:僕もなるおの、カチッと硬めに話すところと、砕けてしゃべるところのバランス感覚は素晴らしいと思いますね。あとは一応、僕のほうが歳上なので立ててくれているところもあるなと感じますし。

――続いて、今回の番組内でも紹介のあった『Stream Deck』についてお話を伺っていきたいと思います。おふたりはすでにご自宅でも本機を愛用されているそうですね。
アール:はい。ものすごく便利なデバイスだなと感じています。格闘ゲーマーで配信をやっている人間って、PCやデバイス周りに疎いパターンが圧倒的に多いんですけど、だからこそ面倒な操作を「マルチアクション」機能を使ってひとまとめにして、ワンボタンで実行するみたいなことは、多くの人に刺さるだろうなと思いました。この便利さを知らない人がまだまだいるというのは、本当にもったいないことだなと。
しかも超優秀なのが、自分が使っているアクションやプロファイルを他人にも簡単に共有できること。たとえばDiscordなどを介して「これオススメだから使ってみて!」と送ることができるし、相手もそれを一瞬で取り込めるんですよね。この手軽さは、「使えたら便利なんだろうけど、俺に使いこなせるわけがない」と思い込みがちな格闘ゲーマーにもめっちゃ向いていると思います。
なるお:僕もオススメのプロファイルを送ってもらって、実際に自宅で使ってみて、配信者目線で便利なことはわかってきたんですけど。視聴者目線でもこんなにも便利な使いみちがあるんだということを、今回の収録を通して学べました。
お気に入りの配信者が配信中だとアイコンが光って教えてくれるとか、YouTubeチャンネルに新着動画がアップされたことを教えてくれるとか、これがあったら“推し活”もめちゃめちゃ捗りそうですよね。

――デザインも素敵だなと思うのですが、おふたりは『Stream Deck』の外観で気に入っているポイントはありますか?
なるお:とにかく近未来感がすごいですよね。初めてスマホを見たときと同じような気持ちになりました。特にこの『Stream Deck +』は、画面(LCD タッチパネル)やダイヤルもついていて、アナログとデジタルが融合した良さみたいなものを感じます。

アール:なるおが言ってくれたアナログとデジタルの融合、というところは僕も重要だと思っています。どんなにデジタルで便利なことができるようになったとしても、アナログで操作する楽しさって普遍のものだと思うんですよ。
マニュアル車の運転とかまさにそうで、自分が操作をしている感覚、自分の手で管理している感覚が持てることってすごくいいなと思います。これだけ便利で、操作方法も直感的なのに、そこの楽しみも味わえるのはすごくうれしいですね。

――ちなみに今回のトーク中には「ゲーセン世代の悪いクセ」というワードが飛び出しましたが、いまでは考えられないようなゲーセン世代特有の“あるある”エピソードなどがあれば教えてください。
アール:よくある話としては、「両替に行くときに顔を見られたら負け」とかね。両替のために席を立つのは負けている側なので、勝っている側のヤツには絶対に見られたくない。で、勝っている側は負けているヤツのことを探すんですよ。「あれ、そろそろ両替かな~?」って(笑)。
なるお:僕ももちろん両替する側になることはあるわけなんですけど、ヘラヘラしていたら変だし、真顔なのも違和感あるし、どんな顔をしていいかわからないから、なるべく対戦相手と顔を合わせたくないんですよね。
アール:あとは、学生時代にゲーセンで出会っていまでも付き合いがあるような友達とかとは、「最初に“声をかけてきた”のはお前だよね?」って話になったりもします(笑)。もちろん、いまとなっては笑い話なんですけど、当時は「お前が俺にこうべを垂れたんだよな?」という認識を持たれてもおかしくない行為だったので。
対戦相手に話しかけるっていうのは、もうその時点で負けなんですよ。話しかける側は「いやぁ、強いっすね」から入るしかないので(笑)。

なるお:そうそう。基本的に自分より弱いヤツには話しかけないですから(笑)。強い人だからお近づきになりたい、じゃないですけど。やっぱり強い人と仲良くなって一緒にゲームをできるようになれば、自分も強くなれるので。
アール:だからゲーセンで話しかけられた側に立った人からすると、「仲間になりたそうにこちらを見ている!(※)」とまるっきり同じシチュエーションなんですよね。「仲間にしてあげますか?」で選択権を持っているのは、こちら側なんだよなあって。
あまりにも純粋すぎるコミュニケーションだとはいまにして思うのですが、べつに勝ってもポイントやお金がもらえるわけではなかった時代に、己のアイデンティティやプライドだけを懸けて戦っていたというのは、そういうことだったんです。
なるお:シンプルに、“どっちが強いか”ってだけの話でしたからね。

【※なかまに なりたそうに こちらをみている!:「ドラゴンクエスト」シリーズで、倒したモンスターを仲間にする際に表示されるメッセージ】
アールとなるおがパーソナリティを務める『格ゲーキャスト powered by Elgato』。エピソード4では、在りし日のアールが衝撃を受けたという“伝説のレディース大会”に関する衝撃&抱腹絶倒のエピソードトークや、『Key Light』の活用法についてお届けしていく。次回の配信も楽しみに待とう。

■『格ゲーキャスト powered by Elgato』番組情報
『格ゲーキャスト powered by Elgato』は、ストリートファイター6の攻略情報・エンタメ企画を発信する「SmashlogTV - SF6」が企画・制作を行うビデオポッドキャスト番組だ。パーソナリティはeスポーツキャスター・アールと、プロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」所属のストリーマー・なるおが務める。
長年にわたって格闘ゲームの強豪プレイヤーとしてその名を轟かせ、現在も『ストリートファイター6』を中心に第一線でプレイを続けながら、異なる立場からシーンを見守るアール&なるお。そんなふたりが、ここでしか聞けない“ぶっちゃけトーク”満載でお届けする。
■関連リンク
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アール公式X:https://x.com/papatiwawa
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なるお公式YouTube:https://www.youtube.com/@Naruo0419

























