「好きです」モテ姉御への告白は成功なるか? 『今日好き 卒業編2025 in シンガポール』4話

そうま×メガン、両想いを確信する2ショット ふたりの姿はさながらディズニー映画のよう
好きな人と両想いだとわかってから、実際に告白するまでの“あの時間”。お互いに初々しい気持ちで、“好き?”なんて無駄に確認してしまうあの時間。もはや、人生がゾーン状態になるあの時間。『今日好き』に限らず、全人類規模で考えても嫌いな人はいないはず。その様子はときとして、周囲の人間ですら幸せのお裾分けをいただいた気持ちにさせてくれる。今週の4話は、そんなイチャイチャタイムが盛りだくさんだった。
2日目も終盤戦。ロケーション抜群な夜の水族館を舞台に、思わず歓声が溢れる一同。だが、魚を見て楽しむ余裕はない。ここでも我先にと2ショットである。
まず注目したいのは、そうま(阿部創馬)×メガン(夏川メガン)。スタジオで“恋愛見届け人”を務める中川大輔が「修学旅行で誰も知らないけど、“え、そこ付き合ったの?”みたいな」とコメントをしていた通り、実はこの2日間で大きなイベントこそ見かけないにせよ、誰よりも一緒の時間を過ごしているペアである。静かに、じっくりと恋心を育んできた。
メガンから「もっとそうまくんのこと知りたい」と伝えられると、「オレももっと知りたいなって」「いま、気になる人ひとりになった」と、一緒にはにかむそうま。メガンから「一緒です」と返事もあって、これはほとんどカップル成立状態?
両者とも、ほかに気になる相手がいない点も大きいが、自身の恋心を伝えて、その恥ずかしさから相手の顔を見られなくなりがちなこの場面で、お互いに見つめあっていることからも本気度が伺える。なにより、そうまはかつての旅で、今回のゆうすけ(原屋裕介)のように、たくさんの女子から好意を寄せられ、気持ちを決めきれないまま4回目の旅を迎えたわけだ。それが、メガン即決だなんて。“運命力”の高さなのだろうか。
ホワイトに近いハイトーンブロンドヘアのそうまと、お姫さまのように端正な顔立ちのメガン。その後ろには、円柱状の高い水槽と、水を通して乱反射する幻想的な後光が。スタジオでは「新海誠の世界観」だと例えられていたが、ふたりのビジュアルも込みで、もはやディズニー映画のようにしか見えない。残り2日間は、お付き合いまでのウィニングラン。両想いだとわかったいま、さらなるイチャイチャを見せてほしい気持ちしかない。
じゅま×あすか、“同じ境遇”から急接近で予感する恋 大切なのはポジティブな気持ち?
こちらもまた、ニヤニヤが溢れて止まらないふたり。じゅま(坂本ジェルー寿真)×あすか(清水あす香)である。彼らの2ショットは、初日序盤のマーライオンの前ぶりだが、この間でじゅまはその(平松想乃)、あすかはゆうすけにそれとなくフラれてしまうという、ほとんど同じ境遇に陥っている状態。そして、周囲から“じゅまくん/あすかちゃんはどうなの?”と、お互いを勧められるところまでお揃いなのである。
じゅまから早速、「いろんな人と話して、いま気になってるのはあすかちゃんだけかなって」と伝えると、あすかから「だけ!?」と、喜びと驚きのミックスされた声が。じゅま曰く、件の失恋に直面した際、最初に頭に浮かんできたのがあすかの顔だったとのこと。言葉にこそせずとも、あすまもまた“私も同じことあったな”と、初日の2ショットから始まっていた運命を確信したに違いない。その証拠に、じゅまの横でうれしすぎて上半身が“くねくね”している。
最後には、じゅまから改めて「いまはもうあすかちゃんだけしか、気になってないので」と念押しが。いわゆる“急接近”の状態にある恋。この旅の最初の直感=第一印象は正しく、途中の失恋までもが運命の帳尻合わせだとさえ思えてくる。すべては予定調和だったのだ。時々落ち込んじゃっても、ポジティブな気持ちでなんとかなる気がするし、そんなのもアリじゃない? 実際、あすかはこの後のソロインタビューで「本当に散々だったからさ、この1日半。もう至福」と、ここまでの時間を振り返るのだった。