香取慎吾の鼻息に視聴者爆笑 ASMR系YouTuberの“おいしい”咀嚼音に隠された難しさ
では、MIYUはどのように“おいしい音”を出しているのか。香取とのやり取りを見ると、MIYUは注意点として「口を閉じて食べる」「鼻息を我慢する」の2点を挙げている。つまり、食べている時は息をしていない状態であり、かなり過酷な撮影であることがうかがえる。鼻息については香取が「気にすればするほど、鼻息が気になってきちゃう」と述べているとおり、マイクはしっかりと香取の鼻息を拾っている。これには笑いが堪えられない視聴者が多かったと同時に、普段MIYUがどれだけ鼻息に気をつけているかをまざまざと感じたようだった。
さらにMIYUは「咀嚼音ASMRは綺麗に食べることも大事」と、食べ方にも言及。YouTubeやテレビでも食事中心のコンテンツはその食べ方にも注目が集まるため、大食い企画で引っ張りだこのギャル曽根が、過去に見え方の研究をしたことがあったというエピソードは知られたところ。食べ方が汚なければ、動画を見るのをやめてしまう視聴者が出てくることを考えると、食べ方は外せないポイントであることは間違いない。そして、料理の見た目の美しさが必要なのはいうまでもない。とくに今回の動画では、黄身がプルプルな目玉焼きが目に飛び込んでくるが、この目玉焼きを作るには「フタをせずに弱火で焼くのと、白身に塩をかけるのがポイント」と説明。今回登場した目玉焼きは、MIYUが香取とトークをしながら一緒に作ったものであることが明かされているが、「美味しそうだとすごく褒められて」と、その出来栄えは完璧だったようだ。
香取が苦戦を知られたASMRについてMIYUは、「道は厳しいです」とその難しさや辛さを吐露している。“おいしい音”作りが料理を作るところから始まっていることを思うと、その努力は並大抵のものではない。咀嚼音を作り出す難しさがわかる香取とのコラボ動画は、ASMRコンテンツの奥深さがわかる、実に興味深いコンテンツといえるだろう。























